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試写日記(暫定版)

試写日記(暫定版)

あとでバージョンアップする予定の試写日記
タイトルだけ忘れないうちに

『ナイン』シェーン・アッカー
『処刑人II』トロイ・ダフィー
『グリーン・ゾーン』ポール・グリーングラス
『風にそよぐ草』アラン・レネ
『六つの心』アラン・レネ

告知関連100305

告知関連、まとめて書いておきます。

kinejun100305まず、現在発売中の「キネマ旬報」3月下旬号に原稿を書かせていただきました。
「評論家発」という連載枠。
今後も、一号おき、下旬号の方に掲載される予定です。
http://www.kinejun.com/index.html

初回で取り上げた作品は、ヴェルナー・ヘルツォークの『バッド・ルーテナント』。
自分で言うのもなんですが、なかなか面白い文章になっているのではないかと。
正直、密度が違います。
テンション高いです。

「評論家発」というコーナーは、すでに公開済みの映画に対する<批評>を行う枠として用意されたもので、そのため、かなり自由にあれこれ書くことができます。
対象作品を見ていない人に対して、その興味を喚起することはもちろん、それ以上に、作品から拡がるさまざまな批評的問題について書くことで、映画を見るたのしみを2重3重に大きくするような文章を書きたいと考えています。

因みに、この号は『ハート・ロッカー』特集になっているのですけど、来月、4月下旬号で掲載予定の「評論家発」でも、この作品を取り上げています。
旅行中に締め切りが来るため、既にあげちゃってるんですが、こちらもまた、たいへん評判になった原稿で、って、よく臆面もなく自分で書くものだと思いますけど(笑)、本当なんだから仕方ないですよねえ。
いやあ。
我ながら、面白い文章を書きました。

engine_cover『ハート・ロッカー』については、同じく現在発売中の「ENGINE」という新潮社の車雑誌でも短い文章を書かせていただいてます。
http://engine-online.jp/index.html
こちらは、映画見てない人向けに、ちょっと切り口かえて書きました。

3月19日(金)に発行予定の「buku」最新号では、連載「資本主義社会のエッジを生きない」第13回が掲載されます。
http://www.c-buku.net/

こちらでは、『アバター』からはじめて、いろんな作品に触れた文章になっています。
しかも、映画だけじゃないという。
浦沢直樹なんかについても書いてたり。
さらに、後半ではアラン・レネ全作上映を主題にしたものとなっており、いかにしてジェームズ・キャメロンからアルノー・デプレシャンを経てレネの最新作へと論述が及ぶのか、そのダイナミズムを楽しんでいただければと思います。
これまた、とっても充実した文章になりました。

2月20日に行われた[Lehrstucke 05](映画研究ゼミ@早稲田)のログがアップされました。
http://lehrstucke.ecri.biz/?p=181

当日、twitterで何人かが記録したtsudaログをまとめたものです。
1万字超えという、驚異の分量!
内容は、自己紹介という名の映画雑談と、『インビクタス』とジャック・ロジエ。
そのかなりの部分を私の発言が占めてますが、実際、現場でも半分以上喋ってる印象で、今回の場合、正直、後半では多少ウトウトしちゃってました(笑)。
疲れますよ、そりゃ。

映画雑談では、恋愛映画がテーマになっていて、これ、面白いと思いますよ。
シネフィルの男の子たちが語る恋愛映画論と、それを斬りまくるわたし(笑)。
是非、お読みください。

ロジェと言えば、現在、ユーロスペースでアンコール上映が行われている最中ですけど、なにせ、最終週の入場者数が1週目の倍以上だったらしいんですよ。
http://www.eurospace.co.jp/detail.html?no=264
素晴らしい!
作家のネームバリューは劣っても、こうして本当に良い作品を丹念に上映すれば、その素晴らしさが口コミで伝わって、最終的に多くの人に伝わるものだということが、あらためて証明されたのではないでしょうか。
こうした活動が今年はもっとたくさん増えて、その一つ一つがきちんと実を結んでくれればいいのに、と願わずにはおられません。

あと、インタビュアーを担当させていただいた「黒沢清の映画術」ですが、刊行3年ということで、新潮社規定により絶版となりました。
現在書店に置かれている分がなくなっちゃうと、その後入手困難になることも予想されますので、この機会に是非一冊入手していただければ、と思います。

以上、もろもろ、どうぞよろしくお願いします。

試写日記ほか100226

先日、電車の中でしきりにマタイセンの話をしている男の子たちを見かけて、たぶんサッカーオランダ代表のヨリス・マタイセンのことだったと思うのですけど、あれですね、世代的にマタイセンマタイセン聞かされると、どうしても『幻魔大戦』とか思い出しちゃいますよね。キース・エマーソンのサントラとか、頭の中で鳴り響いたり。やや迷惑かな。
そうそう。サントラといえば、『シャッター・アイランド』のは、例によってロビー・ロバートソンが監修しているみたいなんですけど、ティム・ホジキンソンの曲とか使われていて、ビックリしました。

それと、マタイセンからインパクトある名前で行くと、さいきん、薬局でしばしば試供品をもらえる恵命我神散という漢方薬があるのですけど、これがまた、ケイメイガシンサン。インパクトある名前だと思いません?
ガシンサンですよ。ガシンサン。言うか、普通?
わたし的には、スタン・ガッシンガーとか、そのレベルに達してますね。
言葉の響きがすごい。

マジンガーZともちょっと似てるかも知れませんが、いや、違うな。
ここで頭にマを置くのは、やっぱ日和ってるんですよ。マシンとかマジンにかけてるわけですし。
でも、ケイメイガシンサンとかスタン・ガッシンガーってのは、音がひたすら乾いていて、こちらにつけいる隙を与えない。

なんかね、昔の音効さんが命削って作った怪獣の鳴き声とか、そういう感じかなあ、と。
赤影で登場したカブトムシの怪獣アゴンの鳴き声とか、たしかこんな響きじゃなかったでしたっけ?
ケーメー、ガシンサーンとか。
スターン、ガッシンガーとか。

ともあれ。
先週土曜日の[Lehrstucke 05]に参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
面白いイベントになったと思います。
twitterでtsudaログとってあるので、たぶん近日中に[Lehrstucke]サイトの方にアップされると思います。
次回は、一月とばして4月に開催予定。
内容など決まり次第、また告知することにします。

試写日記

『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』
今度は主人公が成長しちゃっても大丈夫な『ハリー・ポッター』として、クリス・コロンバスが取り組んだ新たなフォーマット。
俗世間に生きるダメな少年が、でも実は選ばれた人間であることにある日気づいて、それでまあ、いろいろあって成長しますよ、って話。
今回も3人組ですね。
因みに、主人公が津波しょってグゥバーって構えてる例のチラシの写真、警視庁の防犯ポスターに使われていまして、この絵柄の上に「万引きはダメ」って書かれてるんですが、いや、万引き程度にこんな圧倒的な力見せつけてちゃ、そっちの方がやばいでしょ?どう考えても。

『17歳の肖像』
あ、こういう映画だったのか。
割としっかり作ってあります。
やや生真面目かな、という印象もありますが。
主人公の少女だけが頭良くて魅力的で、馬鹿なことしちゃうんだけど、でもそれを乗り越えることでもはや最強になっちゃうのよね、あたし、って物語。
シニカルな人って、しばしば、世界に対するロマンは抱かないのに、自分に対するロマンは最後まで捨てないんですよね~。

conte_de_noel『クリスマス・ストーリー』
アルノー・デプレシャンの最新作。
見たの2回目ですが、すっごく複雑な物語なので、最初見たとき以上にあれこれ分かって面白かった。
もちろん大傑作ですよ!
ムッチャクチャ素晴らしい!
必見です。
どっかで何か書くつもりなので、このへんで。

les_regrets『リグレット』
セドリック・カーンの最新作。
これまた、ものすごく面白い。
傑作です!
『チャーリーとパパの飛行機』で、一時はすっかり嫌になった監督さんですが、やっぱ、本来の規模で撮られたこういう作品は本当に素晴らしい。
物語は実に凡庸なのに、全ての場面できらめくようなアイディアの数々と、繊細きわまりない演出の冴えを見せてくれます。
トリュフォーの『隣の女』だよなあ、これ、とか思いながら見てて、上映終わった後資料に目を落としたら、やっぱそうだったみたいですね。
主人公のイヴァン・アタルはゴダールにしか見えないし(笑)。
一言で言えば、ゴダールのバイタリティで撮られたトリュフォーの恋愛心理ものって映画です。
この作品で、ヴァレリア・ブルニ・テデスキの魅力がはじめて分かりました。
必殺の上目遣い!
ビーム出てましたね。
セドリック・カーン的には、『倦怠』のラインに戻って前作の垢を落とした感じじゃないでしょうか。
日本公開の予定がないので、フランス映画祭で絶対見ておかなくちゃいけない作品ですね。

『シャッター・アイランド』
マーティン・スコセッシが、ふたたびレオナルド・ディカプリオと組んだ新作。
普通に良くできたミステリ映画です。
脳科学者は、正直関係ない(笑)。
スコセッシとしては、割とカッチリ仕事した作品って感じでしょうか。
以前は、むしろこういうので足下ふらつくことが多かったですが、そんな印象は微塵もなかったですね。
面白いです。

[Lehrstucke 05]本日!

下の記事で告知しているように、本日[Lehrstucke 05]@早稲田を開催します。
飛び入り参加も可能ですので、是非遊びに来てください。

また、以下で[Lehrstucke]サイトから引用するように、議論の模様をtwitterで実況しますので、早稲田まで行けないという方も、フォローなどよろしく。

14時から、早稲田大学学生会館W505にて開催します。
まだまだ参加受付中です。ぜひお越しください!

それから、今回もtwitterを利用して実況したいと思います。
いわゆる「tsudaり」をやろう、tsudaろうということです。

今回は複数の個人のアカウントで同時にやるので、twitterをやっている方は、以下のアカウントをそれぞれフォローしていただくと、実況の全容が時系列に沿って読めるようになります。

http://twitter.com/tora_megane
http://twitter.com/tamadaken

(上手くいきそうなら、ハッシュタグもつけます。)

もちろん、twitterに加入していない方でも上のアドレスで内容を読むことはできます。
ただしアカウントごとの個別のページを並行して見ないと、時系列に沿った実況の全容は分かりません……。
と言うとややこしいので言い換えますが、とりあえず以上のアドレスを全部開いておけば実況の様子が伺い知れます。

場の議論の主旨や熱気が、実況によって少しでも伝わるように頑張ってみたいと思います。

[Lehrstucke 05]

Lehrstucke05今週末の2月20(土)、[Lehrstucke 05]を開催します。
早稲田を舞台とした映画の研究会もこれで5回目。
だいぶ軌道に乗ってきたでしょうか?

今回取り上げるのは、東京では今週いっぱいまで上映のジャック・ロジェと、クリント・イーストウッドの最新作『インビクタス』。
いつものように、それぞれ担当者から発表があったあと、全員での討議となります。

あと、実はその前に自己紹介を兼ねたやりとりもあるのですが、これが毎回結構な分量になっていて、ほとんどメインコンテンツの一つでさえあるほど。
前回なんて、正直、わたしはその部分だけで結構疲れちゃってました(笑)。

まあ、ほとんどずっと喋ってますからね。
頑張ってるよなあ>自分
みんなも、頑張ってる先生にどしどし励ましのお便りを送ろう!(笑)

ともあれ、[Lehrstucke]は学生や社会人を問わず、誰でも自由に参加できます。
映画について語りたい、映画について語り合う場所に参加したいという方は、是非一度遊びに来てください。

場所:早稲田大学学生会館
日時:2月20日(土)14:00~18:00
http://lehrstucke.ecri.biz/

参加希望者は、以下のフォームから連絡してください。
折り返し、実行委員の方からメールが届くと思います。
http://lehrstucke.ecri.biz/?page_id=19

よろしくお願いします。