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シネクラブ090704

muriel今週末の7月4日(土)は、横浜日仏学院シネクラブです。

今回は、アラン・レネ特集の第1弾として、彼が『二十四時間の情事』と『去年マリエンバートで』に続いて撮った長編第三作『ミュリエル』を上映します。

記憶と愛をめぐる奇妙なメロドラマであり、きわめて実験的な作風を特徴としていながらも、同時に、後期のレネを予感させるきわめて豊かな細部に満ちあふれた作品でもあります。
この特異な作家の全体像を理解する上でも、必見の作品であるのではないでしょうか。

過去の恋愛と戦争の記憶、現実と妄想の交点を鋭角的に切り取るこの刺激的な作品を、是非スクリーンでご鑑賞ください。
日本語字幕付き35ミリプリントでの上映です。

とても面白いです。
おそらく、この作品が作られた当時よりも、現在の観客にとっての方が、その面白さがより鮮明に伝わるのではないだろうかという気がしています。

上映後には、わたしの方でトークも担当させていただきます。
今回は、やや分析的に作品の内部に踏み込む形での話をさせていただこうかと思っていますが、そのあとには、またいつものようにDVDによる参考上映もやるつもりでいます。

是非、横浜馬車道まで足をお運びください。
どうぞ、よろしくお願いします。

2009年7月4日(土)18時
会場:東京藝術大学・馬車道校舎
『ミュリエル』Muriel ou Le temps d’un retour , 1963
監督:アラン・レネ
会員 : 600円
一般 : 1,200円
芸大生:無料
お問い合わせ:横浜日仏学院(045-201-1514)

詳細は、以下のサイトもご確認ください。
http://www.ifjtokyo.or.jp/agenda/evenement.php?evt_id=1506

雑記090702

godard_5早稲田の授業ですが、映画のクラスであるわけで、受講者はそれなりに映画に関心を持っている人が大多数であるに違いないわけですけど、前回、そこでゴダールの話をした際、ちょっと気が向いて、この中でゴダールの映画を一本も見たことがない人、と聞いてみたところ、およそ4割近くの生徒が手を挙げました。
テレビでもDVDでも、あるいは断片的に見た経験でも構わないと告げた上での、この数字です。

もうちょっと見てるかな、とは期待していたのですけど、でもまあ、そんなものでしょうね。
そんなもん。
ゴダール見てない人が多いからダメだとか、そういう風には思いません。
そんなもんなんですよ。

シネフィルの子もたくさん受講してくれているクラスではありますけど、全体で割合を取ってみると、映画の、それもヌーヴェル・ヴァーグについて語っている授業に於いてさえ、ゴダール見たことある生徒は6割超える程度。
むしろ、相当優秀な方。
それが世の中なんだと思います。
私たちが生きている世の中。
そんな中で、わたしたちは映画について、映画作家について、好きな映画について語って行かなくてはいけないわけですよ。

そんな中で、じゃあ、たとえばゴダールのような、こちらとしては見てて当然、知ってて当然、と言うより、人生の大テーマとして自分の中に抱え込んでいて当然であると考えてような映画作家について、それを相手に見てもらう、好きになってもらうにはどうすればいいのか。
恋空ではなく、いや、それも見てて良いんだけど、でも、『右側に気をつけろ』の空を見ることがどれほど面白くて刺激的で感動的なことかということを学生たちに伝えるにはどうすればいいのか。

いや、見てもらわなきゃダメなんです。
映画の授業を受講しつつ、ゴダールを見ていない4割の学生さんたちにも、それを見てもらわないとダメ。
本当にダメかどうかはともかく、少なくとも映画批評家としては、そうした態度で世の中に対するべきだと私は思うんです。

好きな映画の語り方、伝え方、これですね。
これこそが大事なんだとわたしは思います。
で、これ、結構難しかったりするんですよ。

たとえば、映画好きのコミュニティが成立しているのが当然であるような状況で、そこで自分の趣味や映画の善し悪しを通すための方法というのは、いろいろあった訳じゃないですか。

たとえば、映画史とか映画理論を大上段に振りかざすとか、あるいは、もっとカジュアルになってくると、自分だけじゃなくて誰が良いと言っていたとか、あるいは符牒とか暗号のような言葉を使って、それが通じ合う者同士の暗黙のコミュニティを形成していくとか、あるいは、大文字の権威を否定する身振りを前提にしつつ、別種の権威をどっかから密かに引っ張ってくるとか。

いずれにしても、誰もが映画史の金看板を背負わなくなってしまった現在、権威とアンチ権威という構造は成立しにくい。
そこにあるのは、勢い、矮小な派閥とコミュニティによる自我の張り合いという陰湿な構図になりがちだったりするんですね。

で、これが良くない。

かつてのように、映画史がぁ~、とか、映画理論的に言ってぇ~、とかやってると、それを聞く側としても、賛同したり反発したりするなど、自分のポジションがその中に見つかりやすいし、その身振りを通じて映画の世界に結果として半ば荷担することにもつながりやすい。

ところが、派閥的な内向きの論理で語りを構成しちゃっていると、聞く側としては、単に自分には関係のない遠い世界の話だとしか思えなくなってしまうんです。
その言葉は、ゴダールを見ていない4割の学生には絶対に届かない。
当然ですよ。

じゃあ、どうするか?
この先を考えるのが、映画批評家が現在やるべき仕事であるはずなのですが、それを考えている人があまりに少ない。
と言うか、私の他に誰もいない。
じゃあ、どうするか?

まあ、淡々と、でも楽しく歩んでいくしかないですけどね。
他人は他人。
自分は自分。
目配せくらい、たまにはあると良いですけどね。

あ、あと、バーゲン行ってきました。
ステファン・シュナイダー何点かと、青山の路面店でドリス・ヴァン・ノッテンを幾つかと、あとはウテ・プロイアなどをちょこちょこ。
疲れました。

今週末のシネクラブのお知らせは、たぶん今日の夜にでもまた。
http://www.ifjtokyo.or.jp/agenda/evenement.php?evt_id=1506

DSもおそろしい

日曜日から、少しだけ横浜に遊びに行ってきます。
そのあと、戻ってきて火曜日には早稲田でゴダールの話をして、土曜日の7月4日には再び横浜でシネクラブをやります。
アラン・レネの『ミュリエル』を上映。
日本語字幕付き35ミリプリントです。
詳しくは、またあらためて告知する予定ですけど、どうぞよろしくお願いします。
http://www.ifjtokyo.or.jp/agenda/evenement.php?evt_id=1506

kiyoshiうちの「きよし」くんです。
※この物語はフィクションであり、実在の人物および団体とは一切関係がありません。

うちの「きよし」くんは、いま「みのわはるか」ちゃんと付き合ってます。
「はるか」ちゃんは、「もう少し目が大きく生まれてきたら良かったと思います」と真顔で告白するような、素直で性格の真っ直ぐな、そしてやや不憫な女の子です。
親目線で言えば、こんないとおしい娘はちょっといないように思いますね。
「はるか」ちゃんは、なぜか「しんじ」くんと仲が悪いらしく、しょっちゅう喧嘩しているところを見かけます。

一方、「きよし」君の方は、ほっとくと一日中家でジッとしていて、たまに天井を見上げながら、「人に優しくすることだけが、本当の優しさとは限らないと思います」といったような深いセリフを口にする哲学者タイプです。
口癖は、もちろん「おそろしい…」。
電気を消した真っ暗な部屋の中で、このセリフをボソッと口にします。

4koma_kiyoshi-kun
「きよし」君のセリフを入れて、4コマ漫画を完成させよう!

clint_2clint「クリント」君も紹介しておきましょう。
「クリント」君、うちのマンションでは一番背が高く、女性にモテモテです。
最近では、「とみなが」君をザックリふったばかりの江戸っ子「こだん」ちゃんと一緒に遊んでいるところをしばしば目撃されています。

この「こだん」ちゃん、現実の小段典子さんから「激似」であるとお墨付きをいただいた「半公式」キャラクターです。
もちろん、その他の方からの「半公式」認定もお待ちしております(笑)。

あと、「クリント」君、こんなに格好良くてモテモテなのに、実は女性に弱いあたりがとっても本物に近かったりします。
相手が口喧嘩に近づくと、ほぼ必ず一方的に謝りはじめますね。
「こだん」ちゃんがソンドラ・ロックであるかのようです。

godard_4最後に、20世紀の黄昏をジャンボジェットで横切っていく放浪の白痴、こと「ごだーる」君の姿を載せておきます。
『右側に気をつけろ』バージョン。
なかなかの再現性ではないでしょうか?
こういうの作れるあたり、「トモダチコレクション」というゲームの別の面白さであったりしますね。

ところで、いまさらでしょうが、まさかそれだけはないと自分で思っていたPerfumeにじわじわハマってきています(笑)。
さっきも、彼女らの全然意味の分からない深夜テレビを見ていて、なんじゃこりゃあとか思いつつ、最後まで普通に見てたもんなあ。

思えば、ワンルーム・ディスコが良い曲だと感じたあたりが入口でした。
さて、トモコレでのっちでも作るか(笑)。
計画をねりねり、と。

ああっ、これって、もしかしてイタい?

鬼が来た!

gateau_festa_haradaガトーフェスタハラダの鬼旨いラスク。
その名も、グーテ・デ・ロワ(王様のおやつ)。

感動します。
ラスクと言えば、パサパサ、ボサボサ、乾いた雑な味。
そんな既成概念を、根底から吹き飛ばしてくれるでしょう。

濃厚なバターの香り。
しっとりしていながら麦本来の味わいを感じる香ばしい食感。
気品と風格さえ感じさせる丁寧な仕上がりと味のバランス。
それはまさに…、なんて続けると、すっかり彦摩呂口調になってしまうのでやめますけど(笑)、とにかく衝撃的なおいしさです。
腹が立つほどクソうまい。
さあ、たった千円で、あなたもこの未知なる陶酔の世界へと足を踏み入れましょうよ!

roma_cl-finale_2009鬼美しくて鬼強かった今期のバルサ。
3冠達成記念グッズの数々が、ようやく我が家に到着しました。
写真は、チャンピオンズ・ファイナルの公式プログラム。
これ以外にも、Tシャツ2枚、ポロシャツ1枚、ペンケース1つなどがあります。
合計7千円強だったかな?

ただ、Tシャツは良いんですが、ポロシャツ、最小サイズのSを注文したのに、まだ大きい。
海外物だとこれだからなあ。
やっぱキッズか?
キッズサイズに手を出すべきなのか?

このあと、マフラーとかキャップとか、選手全員のネーム入りでバルサの選手たちが凱旋パレードで着用していたものと全く同じTシャツなどが第2陣としてまもなく到着予定です。
そのうち、着用画像でもアップしましょう。
誰にも期待されていないでしょうが、そんなことはまったく関係ないんだ!

ところで、わたし、基本的に他人のブログとか、あと2ちゃんねるとか読みに行くことはしないのですけど、あれこれ趣味が拡がるに従い、情報を求めてそれら専用の掲示板などを読みに行ったりはたまにしてます。
ファッションとか、焼酎とか、スイーツとか、サッカーとか、ゲームとか、ジムとか。

で、感想なんですけど。
あれですね。
なんつか、酷いですね(笑)。
どこもここも。

心が狭くて器が小さくて気取り屋ばっかでプライドばかり高くて喧嘩っ早くて子供っぽくてとても付き合えたものじゃない人ばっかな気がするのは、別に映画関係ばかりではなくて(笑)、って、おいおい、映画はそうなのかいって話もあろうかとは思いますが、いやいや、敢えて明確には断言しないでおこうと思いますけど、って、それは別に優しさとかそういうことではなくて、単に面倒くさいからに他ならないからなんですが、それはともかく、それぞれのコミュニティ、おのおの明確な色とか傾向とかがあって、決して同じものでは全くないにも関わらず、明らかにそれら全てに共通して言えるのは、要するにこいつらサイテ~、っていう(笑)。
それに尽きたりしますよね。

たとえば、焼酎掲示板とか見に行くとね、もう、オヤジギャグ全開で口臭いのがこちらまで漂ってくるような感じで、エロいし下品だし頭悪いし喧嘩ばかりだし自意識強いし冗談つまらないし、何より、ひたすら退屈で退屈で。
こいつら、人としてダメだなって、そればかり感じてしまいます。

ゲームとかだと、今度はリアルに子供ばかりだし。
ジム関係だと、脳みそ筋肉かいってマジに思っちゃうし。
自分を客観視できない人たちばかり。
感性の輝きとか、精神の跳躍とか、一切まるでみじんも感じられたりはしません。

なんかね、人としてダメなやつはどこ行ってもダメだと。
しかも、どのコミュニティにもそれぞれの色合いがあるにも関わらず、揃いも揃って、そんなダメな奴らばかりが目立ってしまう状況ってのは、一体どうよ、と。
ホント、大丈夫?
ま、正直どうでもいいんだけどね。

いやあ。
自分のコミュニティにどっぷり染まって首まで埋没していると、そんな自分の醜い姿まで見えなくなってしまうものですから、たまにはこうやって他人の世界を覗きに行くべきです。
ああ、こいつらバカなことやってるなあ、と。
でも、それは振り返って、自分の世界で自分がやっていることの別バージョンであったりするわけじゃないか、と。
たまにはこういうことも考えておかないと、人間、簡単に腐って行っちゃうものだと思いますね。

人は、ほっとくと腐る。
例外なしです。
趣味がなんだとか、属してるコミュニティがどうだとか、頭が良いとか悪いとか、そんなことは全く関係なし。
あくまで、個人として何を考え、どういった理想を持ち、何を恥と考えるか、他人の目があろうがなかろうが、何をやって何をやらないでおくべきか、そういった、個としての意識の持ちように全てがかかっているのではないでしょうか。

あ~、ガンバろ。
ガンバって、面白い人たちと付き合っていけるよう自分を保たなくちゃね。
こういう世界に堕ちてって、こういう人たちとしか話せなくなっちゃうようじゃ、人生終わりですから。
面白い人と付き合えなくなっちゃうと、クソつまらない友人作るしかなくなるもんね。
そんなとき、客観的に言って、そんな自分自身がすっかりクソつまらなくなってたりするわけですし。
怖い怖い。

tominaga_and_mr_xあれ?
ところで、この「トミナガ」くんの背後にいる人って、もしかして??

…そうです。
まだ引っ張るつもりです。
だってリクエストないんだもん(笑)。
どう?
見たい?
へっへっへ。

雑記090625

godard_3今年はバーゲン早いですね。
しかも、開始早々、かなりの値引率。
不況だからでしょう。

今日は、セールのお知らせをもらっていたバーニーズをチラッと覗いてきました。
結局、何も買わず。
本格的にセール開始となるのは、今週末から来週にかけてのようですね。

いろいろ見て回ったあげく、今年の初め頃、受注会で見ていたステファン・シュナイダーのシャツ類が、やっぱゲロかわいいよな、とあらためて。
あと数日で安くなるかと思えば、さすがに財布に手が伸びませんでしたけど、これ、絶対買うと思う。
SSステファン、最強。
ルメールも最強だけど、路面店撤退しちゃったから(涙)。

アレクサンダー・マックィーンのカーデとストールのコンボもたいそうよろしかったですけど、うーん、これはかなりのお値段でした。
どうしよっかな。

帰りは京王新宿店によって、ガトーフェスタハラダの鬼旨いラスクを購入。
当然、並びました。
みんな、5個とか10個とか平気で買うもんな。
1個千円くらいするのに。
私は慎ましく、一個で。
さっき、袋を開けて一つ食べてみました。
鬼旨かったです。

白石酒造の田伝夢詩という焼酎を開栓。
結構なレア品でなかなかのプレミアが付いていたりもするようです。
萬膳と同じ木桶蒸留。
口当たりがやさしくて、独特の深みと甘みがあって、香りも良く、軽く香ばしくて、メチャクチャ美味しい。
味のバランスが最高。
気品もあって、並のお酒とはちょっと格が違うよって感じ。
いろいろ新しい焼酎にトライしていますけど、これ、久々の大ヒットでした。

トモダチコレクション。
…ええ。
みなさんのおっしゃりたいことは分かってます。

やるんだろ、と。
もちろんやるんだろ、おまえ、と。
「とみなが」がいて、「しんじ」がいて、「ごだーる」がいて…。
そこであの男がいなくてすむわけがないじゃないか、と。
おまえが作らずにどうするよ、と。

…はい。
分かってます。
十分、分かってます。
決してビビっていたわけではありません。
あ、いや、ちょっと腰が引けていたかも(笑)。

でも、既に腹は括りました。
挑戦しましょう。
タブーにチャレンジ!
トモダチ何人失うかな?
イヤ、そんなネガティブなこと言っちゃイヤ(笑)。

ほんとは、わたしのDSの中には既にあのお方が住み着いておられるんです!
あとは、それを公開する勇気が必要なだけ。
笑えます。
あ~、これあるある、って、毎日笑える事件ばかり起こしてくれてます。

どうしよっかな。
ま、気が向いたら(笑)。

「buku」21号

buku_21「buku」の最新号が出ました。
http://www.c-buku.net/
池袋の映画館やCDショップなどで無料配布されていると思います。
わたしの連載「資本主義社会のエッジを生きない」も、今回で10回目。
書き出しは、こんな感じにしてみました。

クリント・イーストウッド以降のアメリカ映画が生んだ、最も才能に溢れ、かつ最も呪われた映画作家の一人がジェームズ・マンゴールドである。

そうです。
ジェームズ・マンゴールドの作家論を書いてます。
もちろん、最新作である『3時10分、決断のとき』の公開に際して書いた文章ではありますが、長編処女作『君に逢いたくて』から新作にまで至るマンゴールドの作家像全体を素描するようなものになっています。

本格的な作家論ってやつですね。
字数の関係上、個々の作品の詳細な細部にまで触れる余裕はなかったのですが、それでも、映画作家としてのジェームズ・マンゴールドという存在を浮かび上がらせるのに十分なものとなっているのではないかと思います。

自分で言うのも何ですけど(笑)、必読!
私がどうということではなく、映画作家ジェームズ・マンゴールドのために読んで欲しいと思います。

よろしくお願いします。

トモダチ百人できるかな

tominagaaoyamagodardgodard_2

ニンテンドーDSの「トモダチコレクション」が面白いです。
http://www.nintendo.co.jp/ds/ccuj/index.html
コマーシャルで優香が出てるやつですね。
アッコさんがヒムラに告白するとか。
あれ。

基本的には、「どうぶつの森」と似たような、まったりコミュニケーション系なのですけど、与えられた島の住人を自分で作って、苦情を聞いたり喧嘩の仲裁をしたりしながら、あとは彼らが勝手に生活するのをただ見守っていくゲームです。
ガッツリやり込むタイプではなく、たまに起動して様子を見守って楽しむものだと言って良いでしょう。
ただ、それがとっても面白い。

なにより、住人の作成が楽しいです。
限られたパーツを組み合わせて顔や体型をデザインし、あとは誕生日や血液型を入力、性格の傾向をパラメーター設定するだけなのですが、これが何と言うか、もちろんきわめて抽象化されている中、不思議にリアルだったり、微妙にありそうな振る舞いをしたりして、ツボにはまって笑えることが多いです。
作成した住人に対して、ゲームの側から「○○系□□型」みたいな分類がされるのですけど、これが的確な表現となっている場合がとても多く、苦労して作成した甲斐があったとしみじみ思ったりしますね。

結局、リアルで友人だったり興味を持っていたりするキャラクターを中心に、微妙にファンタジーを交えながら、その小世界の住人と環境を丁寧にデザインし、愛情を持って育てていくのが、このゲームを楽しむための最大のポイントなのではないでしょうか。
「シムズ」と似てますけど、あれよりさらにまったりしてますし、コンパクトにまとまってる分、気軽に楽しめる感じです。

わたしの場合、もちろん映画関係が多いのですが、友人とかお笑いの人なんかを加えて、今のところ12人ほどの住人を作成しました。
よく知ってる人が多い分、一旦作成してからも小まめに手を加えたり微調整したりして、そんなこんなで、それぞれ結構雰囲気が似てきたんじゃないかと思ってます。

メチャクチャ楽しい。
ハマルなあ。

何人か分の写真、添付してみました。

写真1(自信作!)
新たに入居したばかりの「とみなが」くん。
若いパワーでノリノリ波動を発散中。
さっそく、下の階に住むタレント「こだん」ちゃんと仲良くなりました。

写真2
雨の中、傘も差さずに一人佇む「しんじ」くん。
ノリノリ波動がウザそうです。
でも、住人の中で唯一の女優「いしはらさとみ」ちゃんと恋人関係になるあたり、さすがという気がしています。

写真3
現在のところ、マンションで唯一の外国人「ごだーる」くん。
「そっちのわたしも、淡々と話しますか?」と真顔で質問してきます。
シネクラブの看板娘「みぽりん」を口説き落としました。

写真4
パジャマ姿で執筆に励む「ごだーる」くん。
『カルメンという名の女』バージョンです。
意外にお洒落好きな彼は、毎日のように新しい服をせがんできます。

オススメです。
ここ数日、気がついたら手にとって遊んでますね。

あれこれ090619

ジャック・ロジエの長編第2作『オルエットの方へ』を見ました。
『アデュー・フィリピーヌ』と同じくバカンス映画なんですが、夏休みで別荘に遊びに来た3人のアニマル、もとい、うら若き女性たちのところに、その中の一人に気のある職場の上司が転がり込んできて…、という感じの話。
いわゆる女子便所に紛れ込んだ安パイを動物ならではの残酷さでいたぶるのが前半の主な展開なのですけど、中盤にさしかかったあたりでちょっと格好良い日焼けしたヨットマンが現れ、彼女たちのパワーバランスが徐々に崩れ始めるってあたりから、さらにグイグイ面白くなっていきます。

いや~、面白かった。
安パイくん、勇気あるわ。
女性同士でつるんだ逆婚活空間に男一人で出向いていって、下心丸出しでその中の一人を口説き落とそうなんて、よっぽどのバカか道化かオラオラ系でもない限り、普通あり得ないと思いますね。
難易度高すぎですから。

安パイくん、偉いですよ。
どこからそんな剛胆な勇気が湧いてくるのか?
フランス人だからか?
エロか?
やっぱエロなのか?

公開予定だそうですよ。
楽しみ~
ジャック・ロジエって、頭よさげな言葉使ってこういうの絶賛すると、ほめた人間の格が上がった感じがするって公式が昔からあって(笑)、それがなんとなく引っかかりはするのですが、いや、普通にメチャクチャ面白い映画なんですから、普通にメチャクチャ期待して、公開されたら是非劇場に見に行って下さいね。

早稲田の授業、ヌーヴェル・ヴァーグに関する歴史的な説明はほぼ終わったので、毎週10枚のレジュメ作成という苦行、なんとか乗り越えた感じです。
疲れた。
家に籠もって資料作ってたりすると、すぐヘルペスとか出てきちゃうし。
自分の中のインドアな部分とかダークサイドとか人嫌いな傾向がまたまた顔を出して来ちゃいますし。

ダメだダメだ。
外出しなきゃ。
夏だしな。
ロジエだしな。
あ、『オルエットの方へ』見て、生まれて初めてヨット乗ってみたいって思った。
そうそう。
青山にできたドリス旗艦店もまだ行ってないよ。

あ、でも、夏前に少し体重増加してしまうという残念なお知らせがわたしの場合毎年あって、今年もどうやらそんな雰囲気。
ジム通いは続けているんですが、お酒も甘いものも両方好きだから、気を抜くと体脂肪率があっという間に上がります。
最近だと、池袋エチカで甘いもの系をたぶん半分以上はすでに制覇したと思うんですが、今のところこれといったアタリはないですね~。
無念だ。

DSは、逆転裁判の1作目を引っ張り出してきて、1章だけプレイ。
短かっ!
逆転検事の最終章が長かっただけに、あれれ?って感じでした。
あと、トモダチコレクションもなんとなく買ってみた。
Wii持ってないんですけど、これ、楽しめるのだろうか?
とりあえず自分のキャラ作って、早口にしてみた(笑)。
こっから何すればよろしいか?

御礼090613

6月13日(土)のシネクラブにお越し下さった方々、どうもありがとうございました。
今回も、予想以上に多くの方に来ていただけて、とても嬉しかったです。
カウリスマキ人気でしょうか。
ホント、予想を遙かに超えるお客さんの数でした。
ビックリ。

上映後のトークの方も、カウリスマキと『コントラクト・キラー』について話す第一部、DVDによる抜粋上映を合わせた殺し屋の映画史を紹介する第二部という感じで、結構盛りだくさんな内容になったのではないかと思います。
映画、短くてあっさりした作りになってるから、トークの方もそんな感じにしようかと思っていたのですが、いざ話し始めるとあれこれ思い出したりして、結局、あんな感じになっちゃいました。
如何でしたでしょうか?

次学期は、アラン・レネを特集します。
ヌーヴェル・ヴァーグではセーヌ左岸派と呼ばれ、『夜と霧』『24時間の情事』『去年マリエンバートで』といった作品で世界中を驚かせたアラン・レネ。
その後も、作風を緩やかに変化させつつ、現在もまだ現役で活躍しているフランスの巨匠ですね。
今回は、短編作家だったレネが長編に移行した後、3作目として撮った『ミュリエル』と、その20年後に撮られた『人生は小説』を上映します。

『ミュリエル』は、記憶を主題としたデルフィーヌ・セイリグの主演作品。
現在の視点から見ると、同じコンビで作られた『去年マリエンバートで』よりも、こちらの方が遙かに刺激的ではないかと思います。
傑作!
日本語字幕付きの35ミリプリントによる上映です。

また、『人生は小説』は、ヴィットリオ・ガスマン、ジェラルディン・チャップリン、サヴィーヌ・アゼマ、ファニー・アルダン他のオールスターキャストによる実に不思議なテイストのファンタジー。
とても面白い作品です。
日本未公開なので英語字幕になりますが、こちらもまた35ミリプリントによる上映。
国内でフィルム上映されるのは、もしかしたらこれが最初でしょうか?
いずれにしても、とても貴重な機会になると思います。

7月4日(土)18時~
『ミュリエル』Muriel ou Le temps d’un retour (1963)
監督:アラン・レネ

9月5日(土)18時~
『人生は小説』La vie est un roman (1983)
監督:アラン・レネ

どちらも、会場は東京藝術大学馬車道校舎。
また、上映終了後には、わたしの方でトークを担当させていただきます。

横浜日仏学院シネクラブまでお越し下さい。
どうぞ、よろしくお願いします。

シネクラブ090613

I_Hired_A_Contract_Killerああ、薩摩茶屋がおいしい。
基本的に、わたし、甘くて香ばしい系の焼酎が好きなのですが、その中でも、どうやら夏と冬で微妙に好みが変わるみたいです。
冬は萬膳最強状態が長く続いていましたけど、少しずつ暑くなって湿度が上がってきて、そうすると、冬よりはややサッパリした後味を求めるようになってきました。

今は、薩摩茶屋がベスト。
他にも栓を開けてしまった焼酎がたくさんあるので、あれこれ飲んではいますけど、いや、この季節、薩摩茶屋に限りますよ。
実に美味しい。
あと、田倉、池の鶴。
そのあたりまでかな。

さて。
それはともかく。
今週末は、シネクラブです。

今回は、ジャン=ピエール・レオー特集の第3弾として、アキ・カウリスマキ監督作品『コントラクト・キラー』を上映します。
トリュフォーの死後、どんどんやさぐれていくレオーの陰鬱な表情とその顔に刻まれた深い皺を、オフビートなユーモアとして見事に活用した傑作です。
日本語字幕つき35ミリフィルムによる上映!
世界的に名の知れた巨匠となっていく、まさにその途上にあった活きの良いカウリスマキの作品を、スクリーンであらためて発見しましょう!!

上映後には、わたしの方でトークも担当させていただきます。
今回もまた、あれこれDVDによる参考上映を使った形にする予定。
最近よくやるパターンですが、たぶん、DJ風にいろんな映画をご紹介したりもすると思います。

是非、横浜馬車道まで足をお運びください。
どうぞ、よろしくお願いします。

2009年6月13日(土)18時
会場:東京藝術大学・馬車道校舎
『コントラクト・キラー』I Hired a Contract Killer, 1990
監督:アキ・カウリスマキ
会員 : 600円
一般 : 1,200円
芸大生:無料
お問い合わせ:横浜日仏学院(045-201-1514)

詳細は、以下のサイトもご確認ください。
http://www.ifjtokyo.or.jp/agenda/evenement.php?evt_id=1359

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+ 「現代映画講義」
 青土社 250P
+ シネクラブ
 シネクラブ5周年
 01月24日(土)18時
 『マスク』
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 ゲスト:青山真治
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 千葉テレビ毎金19時
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 DVD 92分
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 エッジを生きない」
 「buku」にて連載中
+ 「黒沢清の映画術」
 新潮社 300P
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