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	<title>Dravidian Drugstore</title>
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		<title>シネクラブ100911</title>
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		<pubDate>Wed, 08 Sep 2010 07:45:58 +0000</pubDate>
		<dc:creator>quus</dc:creator>
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		<category><![CDATA[お知らせ]]></category>
		<category><![CDATA[シネクラブ]]></category>

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		<description><![CDATA[今週末の９月11日（土）、横浜日仏学院シネクラブを開催します。
今回は、アニエス・ヴァルダ監督作品『５時から７時までのクレオ』の上映。
日本語字幕付きの35ミリプリント上映です！
アニエス・ヴァルダは、いまではあまり使わ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a title="cleo-de-5-a-7" href="http://blog.ecri.biz/wp-content/uploads/2010/09/cleo-de-5-a-7.jpg" rel="shadowbox[post-1212];player=img;"><img class="attachment wp-att-1213 alignright" style="border: 0px initial initial;" src="http://blog.ecri.biz/wp-content/uploads/2010/09/cleo-de-5-a-7.thumbnail.jpg" alt="cleo-de-5-a-7" width="150" height="150" align="right" /></a>今週末の９月11日（土）、横浜日仏学院シネクラブを開催します。<br />
今回は、アニエス・ヴァルダ監督作品『５時から７時までのクレオ』の上映。<br />
日本語字幕付きの35ミリプリント上映です！</p>
<p>アニエス・ヴァルダは、いまではあまり使われなくなった言葉ですが、アラン・レネやジャック・ドゥミなどと並んで、いわゆるヌーヴェルヴァーグ左岸派と呼ばれたこともある女性映画監督で、この『５時から７時までのクレオ』や、ヴェネチア映画祭で金獅子賞を受賞した『冬の旅』、『歌う女、歌わない女』『落穂拾い』『アニエスの浜辺』など多数の代表作があります。ドゥミとは62年に結婚し、90年に彼が亡くなるまで夫婦でした。</p>
<p>現在、82歳になるヴァルダは、フランス映画界のゴッドマザー的な存在でもあり、多くの映画人たちからとても尊敬されています。以前、フランス映画祭で彼女が来日したとき、錚々たるフランス映画人のゲストたちが、彼女の登壇の際に一斉にスタンディングオベーションしていたことなど、とても印象的でした。</p>
<p>『５時から７時までのクレオ』は、実存主義的な主題を扱っていると同時に、当時のパリの様子をきわめてリアルにドキュメントした映画としても知られ、ヌーヴェルヴァーグの代表作の一本としてあげられることも多い傑作です。<br />
また、ジャン＝リュック・ゴダールやアンナ・カリーナらがカメオ出演しているのも見所の一つとなっています。</p>
<p>上映後は、わたしの方でいつものようにトークを担当させていただきます。<br />
今回もまた、DVDによる参考上映付き。<br />
どうぞ、よろしくお願いします。</p>
<p>詳細は、以下のサイトもチェックしてください。<br />
<a href="http://www.institut.jp/ja/evenements/10020" target="_blank">http://www.institut.jp/ja/evenements/10020</a></p>
<p>2010年09月11日(土) 18時00分-21時00分<br />
会員 : 600円<br />
一般 : 1,200円<br />
芸大生：無料<br />
場所 : 東京藝術大学（横浜・馬車道校舎）大視聴覚室<br />
お問い合わせ：横浜日仏学院（045-201-1514）</p>
<p>『５時から７時までのクレオ』 Cleo de 5 a 7<br />
（フランス/1962年/85分/35ミリ/モノクロ/日本語字幕付き）<br />
監督・脚本：アニエス・ヴァルダ<br />
出演：コリーヌ・マルシャン、アントワーヌ・ブルセイエ、ほか</p>
<p>若い女性歌手のクレオは、自分が癌なのではないかと不安に思いながら、7時に出る診断の結果を待っている。周りの人の無関心やエゴイスムに敏感になり、孤独を感じ、モンスリー公園をあてもなくさまうよう。<br />
そこで、アントワーヌというアルジェリアから休暇で戻った兵士と出会い…。<br />
クレオの５時から７時までの心の動きを描いた、ヴァルダの実験的な代表作品。</p>
<p>上映後、大寺眞輔による講演あり。</p>
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		<title>試写日記100904</title>
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		<pubDate>Fri, 03 Sep 2010 17:06:55 +0000</pubDate>
		<dc:creator>quus</dc:creator>
				<category><![CDATA[featured]]></category>
		<category><![CDATA[お知らせ]]></category>
		<category><![CDATA[出版物]]></category>
		<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[試写]]></category>

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		<description><![CDATA[発売中の「キネマ旬報」９月下旬号に私の『シルビアのいる街で』評を掲載してもらってます。
タイトルは、「NO LIMITIS NO CONTROL」。
あと、10月あたり掲載される予定ですが、新作『乱暴と待機』について冨永 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>発売中の「キネマ旬報」９月下旬号に私の『シルビアのいる街で』評を掲載してもらってます。<br />
タイトルは、「NO LIMITIS NO CONTROL」。<br />
あと、10月あたり掲載される予定ですが、新作『乱暴と待機』について冨永昌敬監督のインタビュー原稿も担当しました。<br />
どちらも、他では絶対読めない内容になっているはず。<br />
面白いと思います。<br />
よろしくお願いします。</p>
<p>試写日記。<br />
一言ずつ。</p>
<p>『ロビン・フッド』リドリー・スコット<br />
そろそろリドリー・スコットをビジュアル派の巨匠とか言うのやめませんか？<br />
ちょっと前から言ってますけど、この人、明らかに国民映画作家になろうとしているし、その野心に見合う作品作ってると思います。<br />
芯の太い、どっしり作られた見事なアクション映画です。<br />
メチャクチャ面白い。</p>
<p>＜和製ゲームが原作の某ゾンビ映画＞<br />
９月９日までこの映画についての批評めいたことを書いてはならない（ただし宣伝はこの限りではない）という念書書かされたので、気持ちよく忘れさせていただき、タイトルも書きません。</p>
<p>『食べて、祈って、恋をして』ライアン・マーフィー<br />
ジュリア・ロバーツ主演で、要するに『七夜待』＋『セックス・アンド・ザ・シティ』＋24時間テレビです。<br />
なお、これは批評ではなく内容の正確な比喩なので悪しからず。<br />
あと、それが２時間20分続きます。</p>
<p>『七瀬ふたたび』小中和哉<br />
タイトルバックの監督名の背後でクマのぬいぐるみが出てたのは、やっぱ笑うべきところなのでしょうか？<br />
手堅く頑張ってると思います。<br />
朝から２本続けて映画以外のものばかり見てたこともあり、なんだか感動しちゃいました。<br />
ただし、吉田栄作のコートの肩パットは果たしてアリなのか悩む。</p>
<p>『ソフィアの夜明け』カメン・カレフ<br />
前半かなり良い。<br />
こういうタイプの映画、日本じゃもう作れないかもねとか思うと、なおさら感慨深いものがありました。<br />
中盤以降、少しばかりあれれ？って感じでしたけど、ラストで持ち直した。</p>
<p>『ナイト＆デイ』ジェームズ・マンゴールド<br />
twitterで速報しましたが、もうサイコー！！！<br />
大傑作！<br />
メチャクチャ面白い！<br />
10月９日の初日一回目に見に行ってかろうじて許されるレベルですよ！<br />
いっぱい書きたいことあるんですが、これは絶対どっかに書くのでここではこの辺で。</p>
<p>『アブラクサスの祭』加藤直輝<br />
良いです。<br />
オススメ。<br />
見に行くべき。<br />
幾つか、とっても残念な失敗をしていて、それらがまた結構重要な場面だったりはしますけど、でもまあ、処女作みたいだし。<br />
バイク兄ちゃんの拳の傷とか、草村礼子さんとか、注意して見なきゃ分からないような、さりげない演出の洗練ぶりに驚く。<br />
あと、ともさかりえが本当に素晴らしい。</p>
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		<title>[Lehrstucke 09]</title>
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		<pubDate>Fri, 30 Jul 2010 00:42:46 +0000</pubDate>
		<dc:creator>quus</dc:creator>
				<category><![CDATA[Lehrstucke]]></category>
		<category><![CDATA[お知らせ]]></category>

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		<description><![CDATA[7月31日（金）14時から早稲田の学生会館で[Lehrstucke]という映画のトークイベントをやります。９回目。今回は『エアベンダー』と『あの夏の子供たち』をテーマにみんなでいろいろ話そうというもの。参加自由なのでみん [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>7月31日（金）14時から早稲田の学生会館で[Lehrstucke]という映画のトークイベントをやります。９回目。今回は『エアベンダー』と『あの夏の子供たち』をテーマにみんなでいろいろ話そうというもの。参加自由なのでみんな来てね。<A HREF="http://lehrstucke.ecri.biz/" TARGET="_blank">http://lehrstucke.ecri.biz/</A><br />
30分前 TweetDeckから</p>
<p>[Lehrstucke]は、ブログとかtwitterも良いけどそこから一歩踏み出したいと思う人のための足がかりの場として存在します。実際に人と会って映画の話をドップリする体験の質と情報量は比較になりません。参加希望者はこちらまで。<A HREF="http://lehrstucke.ecri.biz/" TARGET="_blank">http://lehrstucke.ecri.biz/</A><br />
27分前 TweetDeckから</p>
<p>無料だし参加自由だし、これ以上敷居の低い入り口はまず無理。それでも自分はクリーンで穏やかで何か起こりそうで永遠に何も起こらないデジタルの世界に閉じこもり続けるのか？是非、自らに問うてみてください。<A HREF="http://lehrstucke.ecri.biz/" TARGET="_blank">http://lehrstucke.ecri.biz/</A><br />
22分前 TweetDeckから</p>
<p>あなたにこの入り口を用意するために、いったいわたしは何度松茸を諦めて生きなければいけないか（笑）…なんてことは考えなくてよろしいが、幸運の女神に後ろ髪はないってのは本当のことです。実体験。<A HREF="http://lehrstucke.ecri.biz/" TARGET="_blank">http://lehrstucke.ecri.biz/</A><br />
19分前 TweetDeckから</p>
<p>映画の話は、自分の顔と声と言葉と責任において、まわりの反論覚悟で話し始めてからが本当に面白い！その第一歩が[Lehrstucke]という場にはあります。明日、第９回開催！是非参加を！<A HREF="http://lehrstucke.ecri.biz/" TARGET="_blank">http://lehrstucke.ecri.biz/</A><br />
12分前 TweetDeckから</p>
<p>映画を見ること語ることの面白さは、googleにもウィキにも載ってない。それは共有知にならない。ゴダールとかストローブといった権威によっても保証されない。それは、自分の力で暗闇に向かってジャンプすることではじめて得られるもの。<A HREF="http://lehrstucke.ecri.biz/" TARGET="_blank">http://lehrstucke.ecri.biz/</A><br />
6分前 TweetDeckから</p>
<p>リンクも引用もリツイートもできない映画を見ること語ることの本当の面白さに参加しよう！そんなもの存在しないと思う人は映画なんて見なくていいよ。どっかにあるんじゃないかと期待するなら、是非[Lehrstucke]へ！明日開催！<A HREF="http://lehrstucke.ecri.biz/" TARGET="_blank">http://lehrstucke.ecri.biz/</A><br />
3分前 TweetDeckから</p>
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		<title>映画雑記100729</title>
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		<pubDate>Thu, 29 Jul 2010 06:11:01 +0000</pubDate>
		<dc:creator>quus</dc:creator>
				<category><![CDATA[featured]]></category>
		<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[試写]]></category>

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		<description><![CDATA[見た映画のこと書いておかないと、恐ろしいほど次から次へと忘れていくので、と言うのは、次から次へと忘れても心の痛まないような映画ばかり試写では見ることになるので、思い出す限り一言だけでも書いておくことにします。
『借り暮ら [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>見た映画のこと書いておかないと、恐ろしいほど次から次へと忘れていくので、と言うのは、次から次へと忘れても心の痛まないような映画ばかり試写では見ることになるので、思い出す限り一言だけでも書いておくことにします。</p>
<p>『借り暮らしのアリエッティ』米林宏昌<br />
良くできてるとは思いますが、わたしは基本的にアニメに興味がない。</p>
<p>『インセプション』クリストファー・ノーラン<br />
次号のキネ旬に書きましたが、と言っても、別にこの映画をオススメするわけではありません。</p>
<p>『トイレット』荻上直子<br />
こういうポストモダン風の映画って、昔よく見た。</p>
<p>『シングルマン』トム・フォード<br />
評判良いらしいですが、なんで？</p>
<p>『ミレニアム　ドラゴン・タトゥーの女』ニールス・アルデン・オプレヴ<br />
連続ドラマのダイジェストにしか見えない。</p>
<p>『ガーメント・ジャングル』ヴィンセント・シャーマン、ロバート・アルドリッチ 1957<br />
服飾業界を舞台に、悪質な労働条件から組合作ろうとする人々と脅し殺人何でもござれな労組ツブシ屋たちの闘いを描いた作品で、すっげえ面白い。<br />
この時代に、よくこれだけの題材をこれだけ踏み込んで描けたものだ。<br />
完成直前に解任されたためクレジットされていないのですが、これはもうアルドリッチ作品以外の何ものでもないです。<br />
アルドリッチの作家的刻印を画面の隅々から感じることができる。<br />
たたき上げの職人社長で、組合に理解なくて潰し屋雇っちゃうけど、後に彼らがやっていることを知って後悔する役どころにリー・Ｊ・コッブ。<br />
こういう役演じさせると、彼は本当にうまい。<br />
ああもう、新作映画なんて見なくて良いよとか、普通に思っちゃうよな。<br />
闘ってる映画は素晴らしいです。</p>
<p><a title="the_big_night" href="http://blog.ecri.biz/wp-content/uploads/2010/07/the_big_night.jpg" rel="shadowbox[post-1201];player=img;"><img class="attachment wp-att-1202 alignright" style="border: 0px initial initial;" src="http://blog.ecri.biz/wp-content/uploads/2010/07/the_big_night.thumbnail.jpg" alt="the_big_night" width="150" height="150" align="right" /></a>『大いなる夜』ジョゼフ・ロージー 1951<br />
まず、話が超面白い。<br />
酒場の主人の息子で母親はどうやらいないみたいだけど、だからこそ親父から大事に大事に育てられて、クラスメイトから毎日いじめに遭ってるような男の子がいて、しかし、ある日、その親父が彼の目の前で衆人環視の中リンチのような目に遭う。しかし、親父は黙って耐えるだけで、抵抗しようとさえしない。相手に対する怒りと親父に対する失望とで心をかき乱された少年は、ピストルを手に夜の街へと出て行くが、そこで大人の社会の複雑さを目の当たりにし、たった一夜のうちに彼はそれまで全く知ることのなかった世の中のもう一つの側面と大人の心の機微を学んでいく、といったような物語。<br />
「不思議な国のアリス」の逆パターンだけど、こっちやる人って今や殆ど存在しないってこともあり、何だかものすごく新鮮に感じました。<br />
『タクシー・ドライバー』とか『アフター・アワーズ』とかでマーティン・スコセッシが真似したと思われる場面が満載。<br />
鏡に向かってピストル構えて、例のアレ、やっちゃうんですよ！<br />
言葉の真の意味でエモーショナルな作品です。<br />
だって、わたし自身、これ見た夜には、明らかにこの映画から影響されたとおぼしき夢見ちゃいましたもん（笑）。<br />
キツイです。<br />
とりわけ、男の子は心かきむしられると思います。<br />
痛い痛い。<br />
主人公の少年演じているのが、ジョン・ドリュー・バリモアで、名前から分かると思いますけど、ドリュー・バリモアのお父さん。<br />
と言うよりも、あの偉大なジョン・バリモの息子で、彼自身、実生活でも父親との関係に深く悩まされていました。<br />
なにせ、父親の映画ばかり繰り返し見るのが趣味だったそうですから、偉大な父を持つのも善し悪しなんだろうな、と。<br />
最後は、カリフォルニアの砂漠にたった一人で世捨て人の生活をしていたらしい。<br />
あと、『真実の瞬間』に出演したスコセッシが、赤狩りから逃れ、スーツケース一つでヨーロッパへと亡命していくロージー（らしき人物）を演じていましたけど、そのモデルとなったのが、まさにこの映画を撮影していた最中の出来事でした。<br />
いやもう、正直、新作映画見る必要ないんじゃないかとか、真剣に思っちゃうよな。</p>
<p><a title="the_sleeping_tiger" href="http://blog.ecri.biz/wp-content/uploads/2010/07/the_sleeping_tiger.jpg" rel="shadowbox[post-1201];player=img;"><img class="attachment wp-att-1203 alignright" style="border: 0px initial initial;" src="http://blog.ecri.biz/wp-content/uploads/2010/07/the_sleeping_tiger.thumbnail.jpg" alt="the_sleeping_tiger" width="150" height="150" align="right" /></a>『眠れる虎』ジョゼフ・ロージー 1954<br />
いやー興奮した！<br />
すっごい面白い！<br />
面白い映画って、見てる最中に何度か大声上げて、これメチャクチャ面白いよね！とか、誰かに向けてアピールしたくなる気持ちになりますけど、まさにそういう映画。<br />
アメリカでリリースされているDVDが画質最悪で、YouTubeに毛の生えた程度の映像が、しかもアスペクト比も狂ったままメニューさえなしにDVD-R（！）に収録されているという最低な代物なんですが、そんなことあっという間に忘れてしまうほど映画がチョー面白い。<br />
これも『大いなる夜』と似たところのある作品で、父と息子の関係が物語の一つの軸になってます。<br />
犯罪を繰り返す青年を拾ってきた精神分析家が警察に突き出す代わりに彼の治療を試みるといった感じの話で、これだけ聞くとまるでトリュフォーみたいですが、その拾ってきた青年というのがダーク・ボガード。<br />
一筋縄じゃ行かない訳です。<br />
実際、彼はその家のメイドとか果ては奥さんにまでこっそりと手を伸ばし、次第に自分の実質的な支配下に置こうとする。<br />
この辺りの展開が、殆ど『召使』そのもの！<br />
当たり前に存在すると誰もが前提している社会的な上下関係が、いつの間にかなし崩しにされ、ひっくり返されてしまう過程を描くロージーのサスペンス溢れるタッチは、いつもながら本当に見事です。<br />
プロトタイプ版『召使』と言って良いでしょう。<br />
しかも、この作品の場合、それだけでは終わらない。<br />
青年の心の中を表現していると思われていた『眠れる虎』というタイトルが、実は別人のそれであったということがラスト近くになっていきなり明かされていく仕掛けになっていて、いやあ、すごいすごい。<br />
すっごい面白い。<br />
ロージーだなあ…って展開ですけど、いろいろ変化球に手を出す前の、低予算で素直にストレートに自分の一番の速球だけを投げてる彼の姿がそこにはあって、やっぱ、この人すごいわ！<br />
赤狩りを逃れイギリスに亡命したロージーが匿名で撮った作品で、当時大スターだったダーク・ボガードを個人的に口説き落として実現へとこぎ着けた映画でもあります。<br />
その後、彼らは『召使』『唇からナイフ』『できごと』といった映画史に残るコンビ作を作っていくことになるわけですが、その最初の作品がこの『眠れる虎』であった訳ですし、ブラックリストのため監督廃業寸前まで追い込まれていたロージーの人生を救った作品ともなりました。<br />
いや、新作映画なんて見なくて良いです（笑）。</p>
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		<title>シネクラブ100721</title>
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		<pubDate>Wed, 21 Jul 2010 08:21:21 +0000</pubDate>
		<dc:creator>quus</dc:creator>
				<category><![CDATA[featured]]></category>
		<category><![CDATA[シネクラブ]]></category>
		<category><![CDATA[映画]]></category>

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		<description><![CDATA[今週末７月24日（土）は、横浜日仏学院シネクラブ。
今回は、『あの夏の子供たち』が日本でも公開されたばかりのミア・ハンセン＝ラブ監督作品『すべてが許される』を上映します。
ミア・ハンセン＝ラブは18歳の時にオリヴィエ・ア [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a title="tout_est_pardonne" href="http://blog.ecri.biz/wp-content/uploads/2010/07/tout_est_pardonne.jpg" rel="shadowbox[post-1195];player=img;"><img class="attachment wp-att-1196 alignright" style="border: 0px initial initial;" src="http://blog.ecri.biz/wp-content/uploads/2010/07/tout_est_pardonne.thumbnail.jpg" alt="tout_est_pardonne" width="150" height="150" align="right" /></a>今週末７月24日（土）は、横浜日仏学院シネクラブ。<br />
今回は、『あの夏の子供たち』が日本でも公開されたばかりのミア・ハンセン＝ラブ監督作品『すべてが許される』を上映します。</p>
<p>ミア・ハンセン＝ラブは18歳の時にオリヴィエ・アサイヤスによって見出され、『８月の終わり、９月の初め』で女優としてデビュー。その後もアサイヤスと公私に渡る関係を築きながら、「カイエ・デュ・シネマ」にも映画批評を寄稿します。そして、この作品で劇場用長編作品をはじめて監督しました。</p>
<p>『すべてが許される』は、『あの夏の子供たち』と同様、危うい不均衡を内部に抱えた家族の物語であり、自然主義的で親密さを感じさせるスタイルでその姿を丁寧に捉えた、とても美しい作品になっています。</p>
<p>と言うか、みなさん、ダメ男好きですよね？（笑）<br />
頭よくて教養あって才能もあるのに、どうしても社会生活に適合できなくて自ら負け犬を名乗っているような男性と、そういうダメ男に惹かれてどうしても離れられない女性。<br />
そして、そうした両親を見守る娘。<br />
『すべてが許される』は、こういう家族の姿を描いた作品です。</p>
<p>いやあ、他人事じゃないですよね？（笑）<br />
心の一番柔らかい部分を激しく突かれてしまう人もたくさんいるはずです。<br />
『あの夏の子供たち』以上に、「わたしたちの等身大の姿」をきわめてエモーショナルに描いた作品になっています。<br />
なんか、居ても立ってもいられない気分にさせられるはず！</p>
<p>上映後は、わたしの方でいつものようにトークを担当させていただきます。<br />
今回もまた、DVDによる参考上映付き。<br />
どうぞ、よろしくお願いします。</p>
<p>詳細は、以下のサイトもチェックしてください。<br />
<a href="http://www.institut.jp/ja/evenements/10018" target="_blank">http://www.institut.jp/ja/evenements/10018</a></p>
<p>20010年07月24日(土) 18時00分-21時00分<br />
会員 : 600円<br />
一般 : 1,200円<br />
芸大生：無料<br />
場所 : 東京藝術大学（横浜・馬車道校舎）大視聴覚室<br />
お問い合わせ：横浜日仏学院（045-201-1514）</p>
<p>『すべてが許される』Tout est pardonne<br />
（フランス＝オーストリア/2006年/105分/DVD/カラー/英語字幕付き）<br />
監督・脚本：ミア・ハンセン＝ラブ<br />
出演：ポール・ブラン、マリー＝クリスティーヌ・フリードリッヒ、ヴィクトワール・ルソー、コンスタンス・ルソー</p>
<p>ヴィクトールは妻のアネットと娘のパメラと暮らしている。仕事をせず、夜も出歩くなど、乱れた生活習慣がなおらない。そんな彼をみかねて、アネットはパメラを連れて出て行ってしまう。<br />
それから11年後。パメラは17歳になり、パリで暮らしていた。ある日彼女は自分の父親が同じ街で暮らしていることを知る…。<br />
『あの夏の子供たち』が今年日本でも公開されたミア・ハンセン＝ラブ監督の処女長編作品。カンヌ国際映画祭でルイ・デリュック賞受賞。</p>
<p>上映後、大寺眞輔による講演あり。</p>
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