馬鹿面に山羊髭

Edward Norton昨夜、特に当てもなくテレビのチャンネルをあちこちチェックしていて、「あいのり」に千原ジュニアが出ているのを発見。
この番組、ずいぶん人気なのは知っていたのですが、これまで見たことありませんでした。

ジュニアの話は、いかにして繊細な男の子を落とすかって内容で、まあ、誰もが考えるであろうように、自分で自分のことを繊細って言う男の子って果たしてどうよ、とわたしもやっぱり思いつつありましたけど、それを決して嫌みに感じさせないのがジュニアの話術。
気がつけば、すっかり引き込まれてしまいました。

いかにして繊細な男の子を落とすか?
それには、常に変わらないことである。
同じ態度で接すること。
刺激ではなく、癒し!

おお!まさに、その通り!
思わず、膝をたたいてしまいましたよ(笑)。

まあ、繊細な男の子というのもアレですし、実態としてはやや違うような気もするので、正確を期するために言い直すと、今どきの自意識グルグル系頭でっかちな男の子ってことですね。
グルグル系と呼んでおきましょう。

グルグル系はね、難しいんですよ。
ちょっとしたことで、すぐ相手の表情とか口調とかまなざしの変化とか陰りとか言葉の断片なんかを深読みして、あれこれ悩み始めてしまいますからね。
疎外感の固まりです。
どこにいても、自分のことをよそ者だと感じています。

よく、俺に近寄るんじゃねえオーラを出しながら、隅の方に一人でポツンといたりするじゃないですか。
グルグルさんの場合、あれ、疎外感で胸がいっぱいだったりするんですよ。
俺のまわり、敵ばかり。
世界は敵。
資本主義に毒されたファシストばっかだ。
どうせ、みんな、俺のこと影で笑ってるんだろうな、とか、本気で考えてます。

アホですね(笑)。
思い上がるなよ、と。
でもまあ、だからこそ、A面B面ある異性とかだと、難しいんですよ。
落とすとか、恋人とかばかりじゃなく、単なる仲の良い友人としても難しい。

A面(距離が近くてにこやかなとき)ばかりが続けば良いんですが、どうせすぐにまたB面(まわりに同性の友達がいたりなどして、微妙な距離感が生まれる)が出てくることになるので、そうすると、あれ?A面のときはにこやかだったけど、あれって結局、一緒に笑ってたわけじゃなくて、自分が一方的に嘲られてたのかな?とか本気で思い始めていたりするんですよ。
グルグルさんの頭の中で。

うわ~、なんつか、たまらんです。
面倒くさいっスね~(笑)。

ビートルズから学ぶべきでしょう。

and anytime you feel the pain,
hey jude,
refrain,
don’t carry the world upon your shoulders.

キツくなったときはいつでも、
ヘイ、ジュード、
やめちまいなよ
世界を自分の肩に背負い込むなんてさ

…ってやつ。
これ、ジュリアンじゃなくて、ジョンに語りかけてたんだと思いますよ。
つまり、真面目でジョン気どりな青少年たちも、正面からこの意味を学ばなくてはいけない。

とりわけ、若いツンデレな女の子のみなさんは、グルグルな男の子たちとうまく行かないという悩みでさぞお困りなことだろうと想像するのですけど、それ、仕方ないです。
なにせ、グルグルさん、秘技ツンデレ返しのアビリティ付けてますから(笑)。
しかも、クワッドダメージ。
ドラクエだったら、バイキルト。
戦闘時に自動発動しちゃう効果で、キャラ作って初期装着して以降、絶対に外せない。

回避策は今のところないので、ま、自分の言動と自分の感情は自分自身で責任取って、まわりや資本主義や男社会や他人のせいにしたりせず、あとは平穏な時間と信頼関係をお互いの間に築いていくしかないでしょうね。

take a sad song and make it better
悲しい歌を選んで、ちょっとずつ良くしていこう

ってやつです。

ただし、刺激ではなく癒し、というジュニアの話も、やや問題を単純化しすぎていて、本当のところ、グルグルさん自身も、そういう自分に限界を感じていたりはするんです。

なんとか自分の殻を破りたい。
何かきっかけはないだろうか。
誰か、この殻を破ってくれないだろうか。
グルグルさんは、常にこういうことを考えていたりもします。
だから、刺激も欲しいんです。

でも、何かそういう思いがけない出来事に遭遇する機会が訪れたものとして、ああ、やった!、嬉しい、楽しい、自分の殻を破ることができた、バージョンアップした、こういう得難い体験を共有させてくれた友人にはなんと感謝して良いか分からない、さっそくお礼の一つもしておかなきゃ、明日会ったら早速ありがとうと口にしよう、などと考えることが仮にあったにせよ、次にまた相手と会ったとき、その人がB面だったりすると、これ、プラスだったエネルギーがそっくりそのまま、すべてマイナスに変換されてしまいますから(笑)。
なめちゃいけない。
すさまじいスラストリバーサーですよ。

実際には、あれれれ?、今日はなんだか、ちょっとした行き違いかな、出会ったときの最初のスイッチが上手く切り替わらなくて、別のモードに入っちゃったかな、という程度のことであるにも関わらず、グルグルさんの頭の中では、すでに妄想が爆発しています(笑)。
妄想が妄想を生んでオーバードライブ状態。
手が付けられません。
グルグルさん、だいたいこうやって自滅していきますね。

ゲームオーバーです。
ご苦労様。
次回の人生をお楽しみに。

あ、でも、人生にリセットボタンはない、って、あれ、嘘ですから。
人生にリセットボタンはあります。
半年ほど、寺に籠もって修行してから帰ってくると良いよ。
みんな、びっくりするほど素直にあなたを迎え入れてくれます。
わたしも、いまだに般若心経覚えてますし(笑)。

はい。
全然、人ごととして話してません、わたし。
おもっきしグルグル系ですよ。
否定しませんとも(笑)。

まあ、ちょっとばかり今どきの若者からは年齢を重ねて、そうした自分自身の心の問題を冷静に見つめることができるようにはなっていますが。
それでもまあ、グルグル系はグルグル系のままです。
生きるの、しんどい(笑)。
誰か、助けてください(笑)。

んで、年取ってくると、今度はジュニア理論とは逆に、癒しよりも刺激の方が楽しくて良い、面白い、自分の殻を破る機会が増えてよろしい、自分の間抜けで愚かな側面を人様にお見せすることができて本当に良かった、持つべきものは友達です、ってな感じにはなってくるんですけどね。

これ、本当に貴重な体験です。
大事にしましょう。
ただし、グルグルは収まったわけじゃないから、毎日がなかなかダイナミックな心のエクササイズになっていたりはします。

日々、流すのは血の涙ばかりですよ。

『インクレディブル・ハルク』のエドワード・ノートンみたく、ヒクソン・グレイシーにアンガー・マネージメント学んだりするのも悪くないんだけど、でも、それだけじゃやっぱダメですね。
自分の心の動きを冷静に観察して、しかもそれをこうやって客観的に面白おかしくおちゃらけて記述できるようになるまでには、何リットルもの血の涙を流す必要があります。
迂回できません。

でも、大丈夫。
たいていの人は、途中でやめたりハルク化したりするから(笑)。
グッバイ、クルエルワールド!
イヤになったらやめればいいよ。
だいたい、わたしの年齢まで生き残ってるグルグルさんなんて、世の中、そうそういない筈です。
イヤになるまで、我慢できる間だけ、ちょっとの刹那、我慢できたらオッケー。

誰も、あんたになんか期待してないし。
途中でやめちゃえば、最初からいなかったも同じ。
そう思ってた方が良いよ。
結果出したときに驚いてもらうくらいの人生がちょうど良いです。

自意識満載でどうしようもない青年期を過ぎ、不惑の年代を迎えるころには、きっと自分にも心の平穏が訪れているはず、…って、そんなことは、もう全然ないんですけどね~(笑)。

笑うくらい、びっくりするくらい、いつまでもつらいから。
だから、人生はずっと辛いままだし、やめるのは簡単でその方がずっと楽なんだけど、でも、楽に流れたくないじゃん!
資本主義との闘争とか、嘘でも口にするのなら、本当に闘ってみなさいよ、と。
それが闘いなんだから。
死ぬまで闘いです。

でも、その分、いつまでも老いないのはメリット。
実年齢から、軽く十歳は若く見られるものですよ。
フォーエバーヤング!
ヒアルロン酸なんかより、ずっと効果あるアンチエイジングです。
君と僕だけの秘密さ!

そうそう、わたし、比喩でも誇張でもなく、本当にバケツ数杯分の血の涙を流したことあるんですよ。
あまりに悲しくて血の涙が流れるって、あれ、現実に起こる出来事でした。
怖かったな。
失明するかと思った。

試写日記×2。

で、その『インクレディブル・ハルク』。
あれれ?
アン・リー版はなかったことにされちゃったんですか?
おやおや。
でも、ブラジルでのアクロバティックな追いかけっこはなかなか良かったです。

こういうの、いかにして主人公をスーパーヒーローにするかって工夫が物語の肝になる場合が多くて、この作品の場合、要するにマッドサイエンティストとか「ジキル博士とハイド氏」のパターンですね。
ドクター・ジキル役のエドワード・ノートンは、科学者という設定だけあって、頼りなさげな細身の体型で、これくらいなら、なんとか自分でも再現できるかな、と(笑)。
女の子みたいな手、ってのは、努力しないでも、もうそのまま。
向こうでは、筋肉なしとか言われてますけど、腕はそこそこ太いですよね。

ハルクの方は、まあ、目指す気もないですが。
胸に筋肉付けちゃうと、あっという間に服着られなくなるから、それは気をつけた方が良いですよ。
鍛えない勇気も必要。

俺のハルク!
みなさん、「俺のハルク」をテーマに作文を発表しましょう。
ブログなんかに書くと良いよ。
みなさんの「俺のハルク」はいったい何ですか?
グルグル系の男の子は、心の中にハルクを一匹は飼っているものです。
嘘付いちゃダメだ。
あたしゃ、知ってるから(笑)。

わたしの場合、なんだろう?
わざわざ言うほど大した話じゃないけど、頭の中で、毎日何人かイレースしちゃってることかな?(笑)
でも、犯罪者予備軍とか、頼むからそんなこと言わないで。
頭の中でやんなかったら、現実にやっちゃうじゃん。
現実にやらないためにこそ、頭の中でやってるんですよ。
それもするなと言うのであれば、まず、頭の中で他人をイレースしないで済むような、素晴らしい世界を実現してから言ってくれよ、と。
いびつな世界のしわ寄せを、個人に負担させちゃいけない。
それじゃ、心が持たない。

リヴ・タイラー、ティム・ロス、ウィリアム・ハート、ティム・ブレイク・ネルソン、タイ・バーレルといった超豪華キャストが共演。
ウィリアム・ハート、太っていて気づかなかった。

バットマン+ロボコップってあたりのパターンが、同じマーベルスタジオの夏休み大作『アイアンマン』で、こちらはあれこれトラブルあったロバート・ダウニーJRが主演しています。
割とコメディタッチ。

あれは、ジェフ・ブリッジスだったのか。
クリス・クリストファーソンが禿げたのかと思った。

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