旅行日記100329

CIMG1858昨日のケーキがあまりに美味しかったので、「arnaud DELMONTEL」で今度は別のものを。
ゆずキューブという作品。
作品です!
もはや、美術品ですな。
ゆずのムースとクリームと、あとなんだかナッツとか栗とかキャラメルとかいろいろ使ったものが多層に重ねられていて、その周囲にはこれまたゆずを練り込んだチョコの城壁が防御を堅牢に固めた美しい一品。
和テイストを取り入れた、モダンな西欧風建築といった趣です。
食感にもこだわって作られてる。
たいへん美味しゅうございました。
4ユーロ。
もちろん、バゲットも食べました。

メトロでビブリオテークへ。
MK2ビブリオテークのDVDショップで、以下省略(笑)。
シャブロルとかグレミヨンとかドワイヨンとか。
バイトの店員さんとも顔見知りになりました。

CIMG1875ちょっと戻って、ベルシーへ。
今日は、一日シネマテーク・フランセーズで過ごす予定なのです。
あまり時間もなく、周辺を歩き回る余裕はありませんでしたが、パリ中心部に比べるとやや郊外に来た印象。
おっきな通りとおっきな駅があって、その横におっきな公園がある。
街の佇まいとか味わいには欠ける印象。
東京だと、東の埋め立て地とか、あんな感じかなあ。
ただ、シネマテーク周辺は広い緑地になっていて、映画を見に来たついでにちょっと散歩したり息抜きしたりするには良さげな印象です。

CIMG1891まずは、併設されたカフェ「Le 51」で一息。
エスプレッソが一杯1ユーロちょっと。
小さなクッキーもついてこの値段。
すごく安い。
入りやすくて雰囲気も良い。
バイトのお姉さんがいい人。

14時半から、ジョルジュ・フランジュ室で映画を見る。
ジャック・フェデールの29年作品『接吻』。
MGMに招かれたフェデールによる、グレタ・ガルボ最後のサイレント。
金持ちの夫と愛のない結婚生活を送っていたガルボは、貞淑な妻の役割をこなしつつ、弁護士の男性によろめきかける。そんな折、若い男がガルボに夢中になり、キスを迫る。偶然、その様子を目撃した夫は、若者に殴りかかり、乱闘の末、夫がピストルで命を落とす。殺人犯として裁判にかけられたガルボだったが…、
という感じのよくあるストーリー。

CIMG1881出来は、まあまあ、かな。
サイレントのガルボをスクリーンで見たかったので、それで十分満足ですが。
鏡に向かって化粧を直すガルボの姿を、あたかもスクリーンのこちら側に向かってポーズを撮っているかのように演出した、グラビア風画面もありました。

フィルムセンターの大スクリーンより、さらに大きい劇場だったと思います。
平日昼間の上映でしたが、観客もそこそこ入ってる。
主におじいさん、おばあさん。
ま、時間的にね。
上映中、いびきが聞こえていた辺りも、フィルムセンターと似た感じでした(笑)。

CIMG1884あ、そうそう。
上映前、チケット係の人に地下の劇場だからと言われたので、階段降りて入ろうとしたのですが、なぜか入り口が閉められていて、なんでだろうとガチャガチャやっていたところ、たまたま通りかかったおじいさんが、ここは2階から入って地下に降りてくるんだよと教えてくれました。
ありがとうございました~。
基本、こっちの人は困ってる他人に優しい。

終映後、入り口の案内所へ。
受付の人に頼んで、マチューさんを呼んでもらう。
が、急な体調不良で、今日は早退してしまった、とのこと。
残念。
あとで分かったのですが、どうやらマチューさんもガストロになっちゃったらしい。
数日苦しんだとのこと。
恐るべし、ガストロ。

CIMG1886チケットを買い、2階3階の常設展、そして7階の「パリ-ベルリン-ハリウッド 1910-39」展を見る。
エジソンのキネトスコープとか、映画前史のオモチャを実際に覗いて遊ぶことができるのが素晴らしい。
ああいうのは、図版で説明しても意味ないと思う。
やっぱ、実際触れないと。
『ロバと王女』でカトリーヌ・ドヌーヴが着ていたロバの皮などが展示された、ジャック・ドゥミ特設コーナーに涙する。
最後に、ライブラリーでおみやげをたくさん買いました。
ボールペンとかノートとか。
あと、DVDと本もいくつか買った。
ジョルジュ・フランジュとか。

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