シネクラブ100911

cleo-de-5-a-7今週末の9月11日(土)、横浜日仏学院シネクラブを開催します。
今回は、アニエス・ヴァルダ監督作品『5時から7時までのクレオ』の上映。
日本語字幕付きの35ミリプリント上映です!

アニエス・ヴァルダは、いまではあまり使われなくなった言葉ですが、アラン・レネやジャック・ドゥミなどと並んで、いわゆるヌーヴェルヴァーグ左岸派と呼ばれたこともある女性映画監督で、この『5時から7時までのクレオ』や、ヴェネチア映画祭で金獅子賞を受賞した『冬の旅』、『歌う女、歌わない女』『落穂拾い』『アニエスの浜辺』など多数の代表作があります。ドゥミとは62年に結婚し、90年に彼が亡くなるまで夫婦でした。

現在、82歳になるヴァルダは、フランス映画界のゴッドマザー的な存在でもあり、多くの映画人たちからとても尊敬されています。以前、フランス映画祭で彼女が来日したとき、錚々たるフランス映画人のゲストたちが、彼女の登壇の際に一斉にスタンディングオベーションしていたことなど、とても印象的でした。

『5時から7時までのクレオ』は、実存主義的な主題を扱っていると同時に、当時のパリの様子をきわめてリアルにドキュメントした映画としても知られ、ヌーヴェルヴァーグの代表作の一本としてあげられることも多い傑作です。
また、ジャン=リュック・ゴダールやアンナ・カリーナらがカメオ出演しているのも見所の一つとなっています。

上映後は、わたしの方でいつものようにトークを担当させていただきます。
今回もまた、DVDによる参考上映付き。
どうぞ、よろしくお願いします。

詳細は、以下のサイトもチェックしてください。
http://www.institut.jp/ja/evenements/10020

2010年09月11日(土) 18時00分-21時00分
会員 : 600円
一般 : 1,200円
芸大生:無料
場所 : 東京藝術大学(横浜・馬車道校舎)大視聴覚室
お問い合わせ:横浜日仏学院(045-201-1514)

『5時から7時までのクレオ』 Cleo de 5 a 7
(フランス/1962年/85分/35ミリ/モノクロ/日本語字幕付き)
監督・脚本:アニエス・ヴァルダ
出演:コリーヌ・マルシャン、アントワーヌ・ブルセイエ、ほか

若い女性歌手のクレオは、自分が癌なのではないかと不安に思いながら、7時に出る診断の結果を待っている。周りの人の無関心やエゴイスムに敏感になり、孤独を感じ、モンスリー公園をあてもなくさまうよう。
そこで、アントワーヌというアルジェリアから休暇で戻った兵士と出会い…。
クレオの5時から7時までの心の動きを描いた、ヴァルダの実験的な代表作品。

上映後、大寺眞輔による講演あり。

You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can skip to the end and leave a response. Pinging is currently not allowed.

コメントをどうぞ

XHTML: You can use these tags: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>