myFFF 110127

adieugary01Twitterに書いたmyFFF(http://www.myfrenchfilmfestival.com/ja/)鑑賞記録です。
今のところ、ダントツで『さよならゲーリー』!
つか、『さよならゲーリー』最高!!
絶対に見るべし!

補記:『さよならゲーリー』のNassim Amaouche監督は、ナシム・アマウシュと読むそうです。覚えておきましょう!

ニコラ・サーダ『スパイ』:非情な国家と国際テロの戦いに巻き込まれた内気な男の淡い恋を描いた作品ですが、うーん。フランス映画はベタを回避するか、やってもスマートにできない傾向があって、そのためこの手のジャンルものでは公と個の描き分けがグダグダになりがち。 #myFFF
posted at 09:35:58

『スパイ』2:映画館でインド映画見る場面とか、前景の人物と後景のスクリーンとのバランス感覚が面白くて、ああ、映画たくさん見てきた人の歪み方だなあと妙に感動(笑)。スクリーンやガラスなど、薄い(しかし絶対的な)障壁物をモチーフにした作品と言えるでしょう。 #myFFF
posted at 09:40:52

『スパイ』3:スティーヴン・レイがロンドンでバスに乗る例の場面は、やっぱヒッチコックの『サボタージュ』だろうなあ。 #myFFF
posted at 10:04:40

『きらきらしてる』:キラキラ世界に憧れるワーキングクラス少女たちの夢と現実を描いたコメディ。悪くない。アメリカで言うと『JUNO』とか『リトル・ミス・サンシャイン』のポジションだけど、あっちの場合語りの野心とかはあるので、その欠如がやや小ささを感じさせる。 #myFFF
posted at 14:53:48

『きらきらしてる』2:ヌーヴェル・ヴァーグだと、こういうのは男の子がやってた話。それを女の子でというのが今風。街を我が物顔で駆け抜ける若い子の映画を見るのは楽しくて良い。音楽にやや依存しているのをマイナスに感じるのは、やはりどこかで野心を感じさせて欲しいから。 #myFFF
posted at 14:57:13

『きらきらしてる』3:その女の子たちの部屋の壁に、プラダだのシャネルだののショッピングバックに紛れて、奈良美智のイラストとかエイプのポスターなんかが貼られてました。 #myFFF
posted at 14:58:26

posted at 17:09:40
『トルコ人の頭』:フランスにおける移民たちの苦しい現実と生活を背景にした犯罪ドラマ。社会派の衝撃作という括り。何より撮影が良いし、俳優たちも実力派揃いで演技素晴らしいし、テーマも興味深いのは間違いないんだけど、全体的に凡庸。これは監督の力量だと思う。 #myFFF

『トルコ人の頭』2:映画には、そこでスローモーションにしちゃダメとか、そこでいかにもショッキングでしょみたいな効果付けちゃダメって場面があって、それをことごとくやってる(笑)。あと、話と人間関係がやや複雑すぎて、それを処理し切れてない。 #myFFF
posted at 17:09:40

『共犯者』:これはなかなか良い。静かな川から引き上げられた青年の死体。男娼であった彼の身辺を調査するうちに、その背後には複雑で悲しい人間関係が浮かび上がってくる、って感じのサスペンス。 #myFFF
posted at 19:41:49

『共犯者』2:エマニュエル・ドゥボスが『完全犯罪クラブ』のサンドラ・ブロックみたいな感じで登場するものの、すぐに同僚とピンポン始めるので、ああまたフランス製グダグダジャンル映画かとゲンナリしましたが(笑)、個々の場面の演出に力があって引き込まれた。面白かった。 #myFFF

『共犯者』3:途中まで不安定な構成で一体どうなることか心配しましたけど、フランスのエクストリームなセックス事情を背景にした人間描写に説得力があり、悲しい青春映画として悪くないです。『マイ・プライベート・アイダホ』みたいな語りにした方が良かった気はするけど。 #myFFF
posted at 19:44:50

『雨が連れてくるもの』:なんか、段取り通りっつうか、絵コンテそのまま見せられてる気分にさせられる演出だなあ(笑)。 #myFFF

『小さなドラゴン』:評価するとかそういう対象ではないと思うので、まあ、楽しく遊ぶのは良いことだと思いますし、はい、良いのではないでしょうか(笑)。 #myFFF
posted at 21:47:39

『さよならゲーリー』:<映画のマジックを取り戻す試み>素晴らしい!傑作です。驚きました。今のところ、今回の映画祭でダントツに優れた出来映え。こんな面白くて野心的な作品を日本語字幕付きで手軽にネットで見られるんですから、見ない人は馬鹿だ。 #myFFF
posted at 16:29:51

『さよならゲーリー』2:お話的には、長く刑務所暮らしをしていた青年が久しぶりに故郷に戻るというオープニング以降、特に何かが起こるわけではありません。街の奇妙な住人たちとか、親子関係とか、ユーモラスな風習とか、そうしたディテールが積み重ねられていくだけ。 #myFFF
posted at 16:30:40

『さよならゲーリー』3:パニョルの南仏もののような穏やかで進歩から見放された時間が淡々と流れていくだけなのですが、それをとらえるカメラも物語も人々の行動も時間の流れも映画文法もどこかすべて奇妙に歪んでいて、その小さな不思議さが次第に大きな映画体験を醸成していく。 #myFFF
posted at 16:31:36

『さよならゲーリー』4:それはしかし、あえてズラしてるとか外しているといった小手先の印象とは決定的に遠く離れており、むしろここではこうなんだから仕方ないという静かな説得力に満ちあふれた佇まいに収まっている。その確信ぶりが何と言っても素晴らしい。 #myFFF
posted at 16:32:32

『さよならゲーリー』5:ゲーリーとは、寂れた街を出て行った一人の父親の渾名であり、と同時にゲーリー・クーパーのことでもある。ゲーリーが去ったこの街にとどまり、小さなマジックを生み出すささやかなマシンを手作業で組み立ててみること。そこにこの作品の野心がある。 #myFFF
posted at 16:33:56

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