『獣人』 LA BETE HUMAINE

La-Bete-humaine-15月14日(土)18時より、横浜日仏学院シネクラブを開催します。
今回は、フィルムノワール特集として、ジャン・ルノワールの傑作『獣人』を日本語字幕付きで上映。

『牝犬』『素晴らしき放浪者』『ボヴァリィ夫人』『トニ』『大いなる幻影』『ゲームの規則』と続く、充実しきった30年代ルノワールを語る上で外すことの出来ない一本であり、特筆すべきフィルムノワールの傑作であり、ジャン・ギャバンとシモーヌ・シモンの代表作であり、何度見直しても尽きせぬ魅力を私たちに与える作品です。

映画史とは、分厚い書籍を覆う埃の匂いと共にあるものではなく、こうしたクラクラするような、血と汗と愛と嫉妬と暴力と魅惑の中にこそ存在するものであると強く確信させてくれることでしょう。
映画とは、何より人を突き動かすものであり、映画の名作とは、人の心をとらえて放さないものであるのです。

会場は、いつものように東京藝大の横浜馬車道校舎。
上映後には、私の方でトークを担当させていただきます。
どうぞ、よろしくお願いします。

2011年05月14日 (土) 18時00分 – 21時00分
会員:600円
一般:1,200円
芸大生:無料
お問い合わせ: 横浜日仏学院(045-201-1514)

フランスのフィルム・ノワール特集

『獣人』 LA BETE HUMAINE
(フランス/1938年/105分/DVD/モノクロ/日本語字幕付き)

監督:ジャン・ルノワール
出演:ジャン・ギャバン、シモーヌ・シモン、ほか

鉄道機関士ジャック・ランチエは、遺伝による欠陥で、発作を起こすと女性を殺したくなる衝動に駆られる。ある日ジャックは、ル・アーヴル駅助役ルボーとその妻セヴリーヌが、富豪のグランモランを殺害するのを目撃してしまう。しかしセヴリーヌに魅かれた彼はそれを口外しない。やがてセヴリーヌとジャックは親密になって行き…。エミール・ゾラ原作による、ジャン・ルノワールの傑作。
「女性という永遠の謎に突き動かされた男性=壊れた機械は破滅に向かって一直線に突き進む。」(大寺眞輔)

上映後には映画評論家の大寺眞輔氏の講演があります。

詳細や会場の地図は、以下のサイトをチェックしてください。
http://www.institut.jp/ja/evenements/10633

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