雑文110916

ネットで広まり一気に人が集まるデモやイベントの対応に警察が苦慮している、みたいな記事が産経に載ってましたけど、この粗雑な括り方はむしろネット時代に対応できない旧メディアの体質を典型的に露呈しているように思う。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110915/crm11091523150031-n1.htm

なにより、ネットの自浄効果、ないし少なくともその萌芽を内部にではなくジャスミン革命のような外部にしか見ないのが問題。それは結局、警察=新聞=秩序の側に視点を置きつつ、日本ではネットの匿名性と自由をはき違える人間しかいないから抑圧するしかないって暗黙に示唆する論法だと思う。フェアじゃない。

最近、地方の街おこしなんかを取材しに行って、地元商店街の方々などからお話伺ったりしてるのですが、この記事で暗黙の仮想敵になっているような、ネット経由でイベントなんかに集まってくる若い子たちの評判がとても良いことに驚きました。とりわけ、アニメ系とかオタク系。

断っておきますが、わたしは個人的に全く萌えに関心ない人間ですよ。だから心情的に肩入れして弁護する訳じゃないです。普通に彼ら彼女らが評判良い。それは、現状で自分たちが社会的にアウトローだって自己認識が備わっていて、その分、行動や振る舞いに気をつけようって配慮があるから。

イベントで自分勝手に騒ぐだけじゃなくて、自主的にゴミ拾って回ったり、地元の人たちとコミュニケーション取ったり、迷惑になる場所には立ち入らないようお互いに注意を促しあったりもしてる。もちろんそればかりじゃないでしょうが、こういう傾向も強く存在することはちゃんと報じないと。

それに加えて、デモやイベントする側も、こうした<成功例>に積極的に学ぶ必要があると思いますね。失敗例に学んでどうするよ、と。ただ騒いで暴れたいだけなのか、社会は俺たちを理解しねーって叫びたいだけなのか、それともデモやイベントを成功させたいのか、そこはキチンと考えないと。

You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can skip to the end and leave a response. Pinging is currently not allowed.

コメントをどうぞ

XHTML: You can use these tags: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>