ベクデル・テスト

ベクデル・テストというものをご存じでしょうか?
非常にシンプルな3つのルールを映画が満たしているか調べるものです。
1985年にアリソン・ベクデルのコミック「Dykes to Watch Out For」の中で提唱されました。

1.役名を持った2人以上の女性が登場し、
2.男性以外の話題について
3.互いに会話する。

3つと言いますが、まあ、一文ですね(笑)。

ベクデル・テストは、ハリウッド映画において女性が人格や社交性を備えた人間らしいキャラクターを持って登場しているか測るためのものです。
ところが、実際に2500本以上の映画を調べて統計を取ってみたところ、ほぼ半数しかパスしなかったらしい!

ベクデル・テストにパスしなかった有名な作品としては、たとえば以下のものがあります。
『ソーシャル・ネットワーク』
『アバター』
『スターウォーズ』最初の三部作全部
『ロード・オブ・ザ・リング』全作
『アイアンマン2』
『シャッター・アイランド』
『ファンタスティックMr.Fox』
『マイレージ、マイライフ』
『サブウェイ123』
『シャーロック・ホームズ』
『キック・アス』
『(500)日のサマー』
その他その他…

ベクデル・テストの詳細については、こちらのサイトをご覧ください。
私たちを取り巻く文化というものは、決してニュートラルではないことを知っておくべきだと思います。
http://bechdeltest.com/

追加:
ベクデル・テストの件は、ずいぶん反響がありました。
まあ、鮮やかですよね。その秀逸さは、逆を考えてみれば分かります。
つまり、役名を持った2人以上の男性が、女性以外の話題について会話している映画について考えてみること。
これはもう、殆どの作品が該当する。

ハリウッド映画の隠された男性優位主義について調べるものですが、もちろん日本映画を対象にしても面白い結果が出ると思います。
あと、女性が主人公の映画でさえベクデル・テストをパスできなかったりする。
『ラン・ローラ・ラン』とか。
何にせよ、半数がアウトというのはショッキング。

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