ハンマーと倒錯

ジャスミン革命なんかの時に盛んに言われましたが、ツイッターやフェイスブックなどのツールはハンマーで頭ガンガン殴られ続けるような毎日の中で、自分たちの満たされない欲求が何であるか既に明確になってる人たちが最後に繋がるのに有効なメディアなので、それに気づかせない機構が有効に機能している東京だと、気分による祭のような動員はあっても、なかなか本格的かつ定常的な動きには今のところ結びついていないと思う。

でも、例えば資本主義の酷薄な現場で身を削るように働かされている人たちだと、そのハンマーの存在が明確に見えるし、東京から少し離れた場所でもこれは同じ。なので、こういうマージナルな人たちがSNSを使うと意外にスムーズに連携できたりする。というか、それを今やろうとしている。

以前なら自分が属する趣味の共同体を離れた連携は殆ど想像できなかったものですが、これが今は比較的容易にできる。素晴らしいことだと思う。後は、このハンマーが本当はこれから一層残酷に打ち下ろされることになる筈の当事者から同様の動きがあればと願いますが、さあどうなんでしょうね?

あと、このハンマーというのはこれはこれでなかなか興味深いし学ぶべきところも多い。なので、ハンマー対オレって構図がそこにあるわけではなく、なんとかハンマーと共にある比較的快適な毎日を見出そうとしていると言えば良いでしょうか。だって二者択一じゃ消えるのこっちだし(笑)。

本来敵であるべき相手に対して、でもその正体を掴もうと色々観察したり考えたりしているうち、そこから学ぶところも多々あり、そうしたことを口にしていると、どうも周囲から裏切り者として見なされてしまうことが多い(笑)。いや、倒錯はあるでしょうが裏切りとかそう言うのではないです。

相手の正体を掴まず、自分が考える愚かな敵に向かって唾を吐き続ける人って好きじゃないんだよなあ。そういう姿勢って生硬さを生むし、一方的な間違いである場合も多い。ユーモアもない。でも、相手を深く知ろうとすると、どこかでそれを愛しているかのような倒錯が生まれる。ま、でも、実際にやってること見てよ。

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