映画祭日記081021ほか

\時間がないので、駆け足で。

試写日記×1

英勉なる人が初監督した『ハンサム★スーツ』。
白状します。
主に、北川景子を見に行きました(笑)。
以上。

映画祭日記×4

フランソワ・デュペイロン監督による『がんばればいいこともある』。
次から次へと災難に巻き込まれる黒人主婦の活躍を、コメディタッチで描いた作品。
面白いです。
黒人、貧困、悲劇、とくれば、たいてい重い映画になってしまうものなのですけど、アメリカンなスタイルで軽やかに主題を料理しているので、見ていてとても楽しい。
デュペイロンは、ジャンルへの距離の取り方がなかなか見事だと思います。

ウルスラ・メイヤー監督の『ホーム 我が家』。
主演は、イザベル・ユペールとオリヴィエ・グルメ。
撮影は、アニエス・ゴダール。
超豪華ですな。
作品的にも、かなり良いです。
おすすめ。
アラン・タネールの助監督をやっていた人による初監督作品だそうですが、なかなかのものだと思う。
シェストレムの『風』を現代化したような感じで、トッド・ヘインズの『SAFE』とかウィリアム・フリードキンの『バグ』とか、ああいう系統の作品なんですけど、ある日、草原の真ん中の一軒家の前に高速道路ができてしまうというワンアイディアの作品で、そうした抽象的・観念的な要素と、丹念でリアリスティックな演出との配合が見事だと思いました。
主演の二人、メチャクチャ上手いしなあ。

チアン・ウェン監督による『陽もまた昇る』。
中国版フェリーニ。
物語にとらわれず、映画の美味しい場面だけをぎゅっと濃縮して、見事な映像美の中で見せる…、とか書いちゃうと、かなり面白そうな映画である気がしてくるのですけど、うーん、どうなのかな?
微妙…。
たしかにダイナミックな映像の数々を見ることができるんだけど、ちょっとばかしカメラ動きすぎ?
音楽が通俗すぎ?
いや、もちろんレベルは相当高いってのを前提にした上で、の話なんですけど。
ああ、こういうことやると、映画って弾けるんだよね、って場面ばかりが連続している割には、何故か最後までこちらの心が弾まなかった気がする。

アーティット・アッサラットなるタイの監督さんによる長編デビュー作品『ワンダフル・タウン』。
なんだか、妙に今どきの日本映画な感じが。
中谷美紀ないし長谷川京子あたりと浅野忠信の主演で、辺鄙な田舎町の寂れたホテルを舞台にした端正な佇まいのラブストーリーを企画すると、ちょうどこんな感じになるでしょうか。
…とか思ってると、最後だけいきなりハーモニー・コリン色が(笑)。
チラチラ伏線として入れてきたはずのスマトラ沖地震による津波のネタが、穏やかなストーリーテリングに対する亀裂のようなものとして、あまり効果的に機能したとは言えないために、こうした唐突さが生まれてしまったのだと思うのですが。

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