試写日記その他081207

Un conte de Noel土曜日のシネクラブにご来場くださった皆さん、ありがとうございました。

昨日は、クロード・ミレールの話をするため、彼のフィルモグラフィ全般をカヴァーするDVDを作って行ったわけですけど、意外に作品そのものについてお話しする時間が長くなり、残念ながら、その殆どをお見せすることができませんでした。

ちなみに、意外と言うのは、今回、トークの準備をするための時間が事前に取れず、みなさんが映画を見ている間に急いで話をまとめることしかできなかった割には、というような意味です。
しかも、こういう時の方が、逆に評判良かったり。
生放送のテレビで話をするようになって長いですし、即興のスキルが身についてきているのかも知れません。

ミレールDVDの方は、次回、彼の作品を上映する機会があるときにでも、またお見せしようかと思っています。

試写日記その他。
見た映画のメモとか取っていないので、全体の三分の一くらいは抜けていると思います。
思い出せる分だけ。
あと、見たけど書いちゃいけない映画もあるので、それらは抜かして。
シネクラブの今後のスケジュールを決めるために見た映画なんかも書かないようにして。
それでも多すぎるので、基本、一言ずつだけ。

カイエ週間日記×6
今回もまた、とても充実していたカイエ週間です。
坂本さん、頑張ってるなあ。
都合で、見たい作品を幾つか見逃してしまったのがとても残念。

ジャン=マリー・ストローブ監督の『アルテミスの膝』。
森で話すやつ。相変わらず面白い。

ジャン=マリー・ストローブ&ダニエル・ユイレ監督の『ジャン・ブリカールの道程』。
モーターボートでロワール河。やっぱり面白い。

ジャック・ノロが監督主演した『忘れてしまう前に』。
老いと病を抱えた同性愛者の身体を即物的かつ執拗に見つめた作品。
バルトとかドゥルーズとか。
フランス的でスノッブだとも思いますけど、こういう企画が成立するのは素直にうらやましい。

アルノー・デプレシャンによるドキュメンタリー『愛された人』。
と、同じくデプレシャンの最新作である『クリスマス・ストーリー』。
素晴らしい!
ここまで盛り込むか!サービスするか!とも思いましたけど、デプレシャン、そういう人ですから。
『偉大なるアンバーソン家の人々』のモダンバージョン。
見なきゃ後悔します。

サンドリーヌ・ボネールが精神の病を抱えた妹をカメラに収めた『彼女の名はサビーヌ』。
美しくて、聡明で、真摯で、誠実で、芸術的な野心も持っていて、それでいて謙虚さを失わない、と、こんな女優さんなかなかいるものじゃありません。
憬れですな。

試写日記×13

ピクサーの新作『WALL・E ウォーリー』。
チャップリンの『街の灯』をモチーフにしたらしいですが、中盤あたりまでサイレント映画に近いノリで通してます。
割と楽しかった。

アレクサンドル・アジャが監督した『ミラーズ』。
ぼちぼち。
「buku」のネタの一部にちょっと使った。

マーティン・スコセッシが監督した『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』。
すごいなあ。
でも、試写会場で映画見ながら右手高々と突き上げて「ウィー」とかって、それどうかと思うなあ(笑)。

サンドラ・ブロック主演の『シャッフル』。
こ、これで本当に良いのですか、と。
ある意味、びっくり。
「buku」のネタの一部にちょっと使った。

ジェームズ・グレイの最新作『アンダーカヴァー』。
素晴らしいです。
ホアキン・フェニックス、マーク・ウォルバーグ、ロバート・デュバルという超豪華キャスト。
必見!
「buku」のネタの一部に使いたかったけど、文字数の関係でカットしたのが残念だった。

『252 生存者あり』。
ザ・顔演技。

セドリック・クラピッシュの『PARIS パリ』。
クラピッシュって、誰に頼まれたわけでもないのに勝手にフランスを代表しているようなところがあって、旬のフランス人俳優を使っていかにもフランスって物語をいかにもフランス風に語る人だって話を聞いたことがあって、それって日本で言うと誰だろうと思ってましたが、うーん、矢口史靖かなあ。

ブノワ・マジメル主演の『いのちの戦場』。
ちょっと仕事の絡みで。

マーク・フォスターが監督した『007 慰めの報酬』。
「ボーン・アイデンティティ」シリーズとかのハードなマテリアリスト路線を本家が踏襲したようなノリ。
上記シリーズで言うと、出来具合バロメーターとしては、「アルティメイタム」あたり。
マチュー・アマルリック君が悪役で登場して、しかも大活躍(笑)。
国際スターになっちゃったなあ。

リドリー・スコットの新作『ワールド・オブ・ライズ』。
レオナルド・ディカプリオとラッセル・クロウが共演したポリティカル・サスペンス。
…って早口言葉を先週のたぶろっどで披露したら、スタッフの皆さんからとても感心してもらえました。
早口で私の右に出る人はそうそういないと思います。
映画は、『イーグル・アイ』と並べて見るべき作品です。
「buku」のネタの一部に使いたかったけど、文字数の関係でカットした。

スティーヴン・ソダーバーグがチェ・ゲバラの生涯を映画化した『チェ 28歳の革命』と『チェ 39歳別れの手紙』。
さっぱり塩味、ソダーバーグ。
ですが、市街戦とか、やっぱ盛り上がるよなあ。
ずっとジャングルでじっとりやって、最後にあれってのは、当然狙ってたわけだと思いますが。
2部作で、スタイル、かなり違えて撮ってます。
それは、キャスティングなんかにも現れています。
面白いです。

キアヌ・リーヴス主演の『フェイクシティ』。
いかにもエルロイって感じ。
割と出来が良いです。

フィルメックス日記

ジョニー・トーの最新作『文雀』。
映画ファンであれば、全てよく見知った要素ばかりで作られているわけですけど、これがメチャクチャ面白いんだよなあ。

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