試写日記090120

今週末は、横浜日仏学院シネクラブです。
クロード・シャブロル監督の87年作品『マスク』を上映。
上映後には、青山真治監督をゲストにお迎えしたトークショウも行います。
是非、横浜馬車道まで足をお運びください。

2009年1月24日(土)18時より。
東京藝術大学・馬車道校舎にて。
詳細は、以下のサイトをご確認ください。
http://www.ifjtokyo.or.jp/agenda/evenement.php?evt_id=1260

試写日記。

フィリダ・ロイドほか、舞台版の制作陣がそのまま映画化を手がけた『マンマ・ミーア!』。
うーん…。

エドワード・ズウィックが監督した『ディファイアンス』。
エドワード・ズウィックなので、相変わらず真面目。

9人の女性監督たちによるオムニバス作品『桃まつりpresents Kiss!』。
公式サイト:http://www.momomatsuri.com/

個々の作品については、会場でお会いした『それを何と呼ぶ?』監督である長島良江さん相手にあれこれお話しさせていただいたのですが、まあ、こういうタイプの作品群について何か言葉を発しようとするとき、それが作品の作り手に対するものと、あるいは、こうした場所でより広く一般の読者/観客に対するものとで、当然ながら全く性格の異なったものとはなってきます。

なので、もし長島さん以外でも、何か自作について具体的な意見の交換をしてみたいという方がいらっしゃるようであれば、また、どこかでお話しなどする機会があれば良いな、と思ってます。

全体的な印象としては、これらの作品ないし作家さんたちに興味を持って劇場まで見に来てくれる観客たちの期待や関心に対して、可能な限り誠実に自分たちの世界をスクリーンに展開させようとする真っ直ぐな姿勢と、そしてそれを支えるだけの技術的な確かさが、そこには間違いなくあったと思います。

ただし、同時に、たとえば自分や自分の作品について大して興味を持ってはくれないような素っ気ない観客に対しても、その目と耳をひっつかまえて、自分の世界に無理矢理巻き込んで行こうとする野心の強さみたいなものは、残念ながらあまり感じられなかった気がする。

他人の心を掴むというのは、これで、なかなか大変な作業なんですよ。

こうした意味での野心の強さって、たぶん映画を信じる強さ、もっと言うと、映画を疑いつつ、同時に映画を信じることの強さとどこかでつながってきているようにも思いますし、また、自分や自分の作品に対する反省的な視線の厳しさにもつながってくるように思います。

何を見せて、何を見せないのか。
何を聞かせて、何を聞かせないでおくのか。
映像と音響の連なりとして自らの世界をスクリーンに構築する作業の中で、どこかで、カメラとマイクロフォンによる思考が生まれ落ちる瞬間に立ち会いたいものだと願っています。

<Aプログラム>
『マコの敵』篠原悦子
『月夜のバニー』矢部真弓
『クシコスポスト』別府裕美子

<Bプログラム>
『地蔵ノ辻』竹本直美
『それを何と呼ぶ?』長島良江
『収穫』粟津慶子
『たまゆら』山崎都世子

※『タッチ ミー』(山田咲)『まつりのあと』(瀬田なつき)の二作は、今回上映されませんでした。

本日の検索語:
「ベンジャミン・バトン 実話ですか?」
んなわけ、ありませんね(笑)。

「17日の王様のブランチでのスピードワゴン」
はい。
わたしも確かにその同じ放送を見ていたのですが、気になったのはスピードワゴンではなく、バイオリニストの高嶋ちさ子さんでした。
もちろん、前々から何度も書いているように、わたしは高嶋ちさ子さんと野際陽子さんがテレビにご出演なされる際には、モニターの前に正座してその一挙手一投足を注視する構えで常におるのですが、今回の場合、妊娠中にも関わらず、あのようにねじを巻き切ったいつもの高嶋さんでいて果たして大丈夫なのだろうかと、やや心配していたのです。
どうやら、入院騒ぎにまでなってしまったようで…。
高嶋さんの一刻も早いご回復と、無事な出産をお祈りしております。

「桃まつり」
いや、まだ一件もないんですけど、今日明日あたりチラホラ来るかな、と。
「桃まつり」検索して当サイトの罠にかかってしまったあなた、それはすっかり、わたしの思う壺です(笑)。

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