焼酎日記 090317

sakuraすいません、この系統のネタ、うちの読者にとってどれだけ需要あるか分かりません(笑)。
たぶん、興味ない方が多いかと。
でも、せっかく他人のブログ読みに行くのであれば、その人の趣味を通じて、自分に興味のなかった分野にまで手を伸ばしてみるのも、なかなか楽しい経験なのではないかと思います。
今日は、そういう意味も込めて、焼酎について入門編的にあれこれ書こうかと思いました。

わたしが焼酎にはまったのは、近所で飲んだ萬膳と特蒸泰明にショックを受けたことがきっかけです。
萬膳は芋焼酎で、特蒸泰明は麦焼酎。
焼酎って、大きく分けて、原料が芋・麦・米とそれ以外から作られるものに分けられるのですね。さらに言えば、麹の違いとか水の違いとか作り手の思想とか色々あって、実際飲んでみると、これがもう驚くほど豊富なバリエーションがありますし、スーパーで売ってる紙パックの焼酎と、通に好まれる名前の通ったものとの間には、これらを同じ酒として売ってはいけないのではないかと思うほどの違いがあります。

たとえて言うならば、同じ日本映画と言っても、小津安二郎もいれば、ただ商売が上手いだけでカメラの使い方も分かっていないような諸々の映画監督、…ってのは、最初固有名を出していたのですけど、まあ、無駄に敵を増やす必要もないのでそれはやめて(笑)、要するに、一方では、ロクでもない映画を撮るロクでもない無数の映画監督たちもいると、そういうことです。

日本の焼酎は、米から作る球磨焼酎が元祖だと言われていますけど、現在主流なのは、芋と麦から作られるものです。米焼酎は、わたしもやや苦手。

麦に関しては、特蒸泰明から入って、その後、この系統ではもっとも有名な兼八に手を伸ばして、現在もだいたいそのラインのものが好きです。
いわゆる、麦チョコ系と呼ばれる焼酎なのですが、その呼び名の通り、麦チョコのような香ばしさと甘さ、コッテリとした粘度の高い香りと味わいに特徴があります。
もしかすると、ココアとかホットチョコレートなどが好きな方も、そこから入れるんじゃないかという気がします。
是非、居酒屋さんなどで一度は試してみてください。
兼八、特蒸泰明、常徳屋道中、釈云麦なんかが、この傾向に属すると思います。

芋焼酎は、ちょうど終わったばかり(笑)の焼酎ブームを牽引する役割を担っていたお酒で、きわめてクセの強いものが多い。
濃厚な甘みがあり、粘度の高いどっしりした香りと味わいに特徴があります。
中では、比較的サラッとしていて初心者にも飲みやすいと言われる、海、くじら、富乃宝山、魔王なんかから入る人が多いと思うのですけど、わたしの場合、最初からかなり強烈で芋臭い焼酎が好みでした。

萬膳も、かなりパンチの強い方です。
たっぷりした甘みと、濃厚な香り、どっしりした風合いを備えていながら、そこに独特のまろやかさがあって、今でも、これが一番好きな焼酎の一つです。
最初の頃、まだ焼酎の味もよく分かっていないにも関わらず、萬膳ばかり何杯もガブガブ飲んで酔っぱらったことがあったりもして、今から思えば、なんと勿体ないことをしていたのだろうか、と(笑)。

芋焼酎では、甘さに加えて、芋特有の香ばしさを感じる銘柄があって、わたしが好きなのは、だいたいそういう傾向のものです。
萬膳以外では、さつま寿、池の鶴、八幡、田倉、鷲尾、薩摩茶屋といったあたりでしょうか。
あと、侍士の門。
なかなか入手しづらいものばかりなのが難点ですが、ちょっと焼酎に力を入れた居酒屋さんとかだと置いていることがあるかも知れません。
また、焼酎ブームも終息したので、これから個人でも入手しやすくなるでしょう。
是非、トライしてみてください。
最初、強烈な風合いにビックリするかも知れませんが、何度か試しているうちにはまると思います。

…と、長々と焼酎についてあれこれ書いてきたのは、実は全部前置きで(笑)、上記で挙げた芋焼酎のうち、さつま寿と池の鶴という銘柄を出している尾込商店という蔵元から、今年の新酒が発売され、早速それを買ってきたので、そのことについて書きたかったのです。

「さつま寿 桜」という焼酎で、さつま寿の名が付けられていますが、白麹のさつま寿に対して、これは黒麹で仕込まれてあるので、同じ蔵元の神座という焼酎の新酒なのではないかと思います。
因みに、神座、わたしはまだ飲んだことありません。
まだまだいろんな銘柄を試している最中の入門者ですから。
いつでも定価で置いてある店を知ってるので、今度飲んでみようかと。
ただ、その店に行くと、ついついさつま寿ばかり買ってしまうので、なかなか他にまで手を拡げられないんですが。

さっそく、桜、飲んでみました。
いかにもヌーヴォーという感じで、キレのあるさわやかな風合いの中に、尾込商店特有の甘さと香ばしさがフワッと漂ってくる感じ。
華やかです。
イケメンにたとえると(笑)、さつま寿は阿部寛、池の鶴はオダギリジョー、桜は三浦春馬って感じでしょうか。
細かいツッコミはなしの方向で(笑)。
ホントに桜って感じ。
これ、お花見に持って行って飲みたいなあ。

そういえば、昨日、昔からの友人に仕事の連絡をいただいて、わーいとか思って、じゃ、お花見も行きましょうねと約束したのですが、花見いいですよね。
花見、行きましょう。
誰か行きませんか。
桜、持って行きますよ。
今週中なら、たぶんまだ入手可能なはず。

試写日記その他は、あとでまた書く予定です。

You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can skip to the end and leave a response. Pinging is currently not allowed.

1 Comment »

 
  • admin より:

    さつま寿を、ジョージ・クルーニーから阿部寛に変更しました。
    日本人で揃えるべきと思いつつ、最初に書いたときは、適当な名前が思いつかなかったので。
    なんてどうでもいい修正だろうか(笑)と思いつつ、一方で、この、焼酎をイケメンにたとえるネタはなかなかいけるんじゃないかとも思ってたり。
    リクエストあれば、またやります!

 

コメントをどうぞ

XHTML: You can use these tags: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>