たぶろっど最終回

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先週の3月27日(金)、「金曜たぶろっど!」の最終回でした。
ありがとうございました。
 >見てくださった方々
 >応援FAX送って下さった方々(コピーして持って帰りました!)
 >共演者の皆さん
 >プロデューサーやスタッフの皆さん
 >病気もせず、毎週千葉まで通った自分!

わたしは途中からの参加だったのですが、結局、2年近く続けたことになります。
テレビの仕事はこの番組がはじめてで、正直、最初はお引き受けすべきか迷ったりもしたのですが、実際にスタッフの方とお会いしてみて、これなら何とかやれそうかなと感じたこともあり、思い切ってやってみることにしました。

結果、とても楽しいお仕事でした。
楽しすぎて、仕事という感覚さえうっかり忘れそうになったくらい(笑)。
いろんなことやりましたね~。
話の流れで、ホークスとかフォード、サークの映画について話して、そのDVD見せてみたり、テレビカメラを使って「切り返し」の技法について実演しつつ解説してみたり、ちょっとした寸劇っぽいことやってみたり…。

自分でも全く気づいてなかったのですが、どうやらわたし、こういう仕事向いてたみたいです。
意外な才能。
生まれて初めてのテレビで、それも生放送であるにも関わらず、初回から一切緊張しなかったし、むしろテレビであることをしばしば忘れるくらい自然に話ができた上、逆に、カメラの方に視線向けるのも、ごく自然にやれていましたし。

毎回、基本的には一本の映画を選んで、それについて5~6分程度お話しするというスタイルだったのですが、いくつかの例外を除いて、作品の選択はわたしの方に任せてもらえましたし、もちろん、その週に千葉で上映される映画という制約はありましたけど、作品のタイトルだけこうして並べてみても、なかなか自分の個性を出せたのではないかと思います。

青山真治の『サッド・ヴァケイション』からはじまって、イーストウッドの『グラン・トリノ』、ガス・ヴァン・サントの『MILK』、コーエン兄弟の『バーン・アフター・リーディング』、そして、ロン・ハワードの『フロスト×ニクソン』で終了って、なかなか良い感じにまとまりましたよね。
とくに、最後の『フロスト×ニクソン』は、テレビと映画、現実と真実の問題の間を往還するような作りになっている作品なので、このコーナーにふさわしい終わり方だったと思います。

話の内容も、完全にわたしが作りました。
自分の台本、誰にも見せてなかったほどです。
その日の朝起きて、夜の番組で話す内容をざっとまとめ、千葉まで電車で向かい、まず出演者同士のミーティングがあって、その後リハーサル、そして本番という流れだったのですが、わたしのコーナーに関しては、本番まで内容をほぼ全く明かしませんでした。
ひたすら雑談してただけ(笑)。

だって、何度も話すと新鮮味が薄れるじゃないですか。
毎回、本番一発勝負で映画の話をしていました。
わたしには、初回の放送で自分がこれでやっていけるという手応えがあったのですが、番組の方も、それまでテレビに関しては素人だったわたしに、よくこれだけの自由を許してくれたものです。
プロデューサーさんもスタッフさんも、とても器の大きい方々でしたね~。

共演者の方々も、本当に面白い人たちばかりでしたね。

司会の矢野明仁さんには、最後までいろいろ助けていただきましたし、本番一発勝負の舞台で楽しいお話ができたのではないかと思います。
最終回では、他の映画批評家とは全く違った視点からの話でとても面白かったと言っていただきました。

小段典子さんとは、すっかり映画友達になりましたね。
ヒッチコックとかホークスの話をして、実際、次の週にはちゃんとそれらの作品を見てきてくれる人なんて、そうそういるものじゃありません!
映画については、もちろん、わたしがあれこれお教えする側だったのですが、逆に、その他のことについては、小段さんから学ぶことがとても多かったですね~。
アラサー世代の婚活女性たちは、わたしと同様、彼女からいろんな事を学ぶべきだと思いますよ。
充実した幸せな人生の歩み方とか。
世界とのポジティブな向き合い方とか。
小さなストレスの害のない解消方法とか。

清水祥恵さん、真央侑奈さん、そしてヘアメイクのゆかりさんからは、女性の恋バナの面白さを存分に教わることができました(笑)。
いや、これ、本当に面白かったです。
何より、その輪の中に自分もいるというのが何とも新しい発見で(笑)。
映画についての話し方は、すでにこれまでの仕事で身につけてきていましたけど、自分の恋愛観についての話し方は、明らかに、この番組の楽屋で身につけたように思います。
あらたな才能の開花です(笑)。

柏木りか先生とも、いやあ、楽しかったですよ(笑)。
いろいろ驚かされることが多かったですけど、それを含め、本当に面白かったです。
あらゆる意味で、新鮮でした。

他にも、木次真紀さん、安藤みのりさん、小泉みのりさんと、いろんな方々とお知り合いになれました。
とても楽しかったです。
みなさん、本当にありがとうございました。

テレビの仕事は、今後もあれこれやっていこうと考えていますし、チバテレビでもいろいろ予定があるのですけど、いずれにしても、わたしが最初にテレビの仕事をさせていただいた、この「金曜たぶろっど!」という番組のことは、これからも、自分の中で特別なものとして忘れられないのではないかと思います。

ありがとうございました。

金曜たぶろっど! シネマニ紹介作品
全78回放送分

2007年
9/07 『サッド・ヴァケイション』青山真治
9/14 『スキヤキ・ウェスタン・ジャンゴ』三池崇史
9/21 『さらばベルリン』スティーヴン・ソダーバーグ
9/28 『エディット・ピアフ 愛の賛歌』オリヴィエ・ダアン
10/05 『サウスバウンド』森田芳光
10/12 『大統領暗殺』
10/19 『ヘアスプレー』
10/26 『ブレイブワン』ニール・ジョーダン
11/02 『ALWAYS 続・三丁目の夕日』
11/09 『ボーン・アルティメイタム』&東京フィルメックス
11/16 『呉清源 極みの棋譜』
11/23 『ナンバー23』
11/30 『ベオウルフ』 ロバート・ゼメキス
12/07 『PEACE BED アメリカVSジョン・レノン』
12/14 『アイ・アム・レジェンド』『ここに幸あり』
12/21 『ナショナル・トレジャー』『ルイスと未来泥棒』
12/28 『レディ・チャタレー』

2008年
1/11 『ジェシー・ジェームズの暗殺』
1/18 『スウィーニー・トッド』
1/25 『母べえ』
2/1 『ウォーター・ホース』
2/8 『ラスト、コーション』
2/15 『奈緒子』
2/22 『いつか眠りにつく前に』
2/29 『ペネロピ』
3/7 『ダージリン急行』
3/14 『ノーカントリー』
3/21 『マイ・ブルーベリー・ナイツ』
3/28 『モンゴル』
4/4 『王妃の紋章』
4/11 『フィクサー』
4/18 『スパイダーウィックの謎』
4/25 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
5/2 『隠し砦の三悪人』
5/9 『ミスト』『ぐるりのこと。』
5/16 『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』
5/23 『ナルニア国物語 第2章』
5/30 『僕の彼女はサイボーグ』
6/6 『神様のパズル』
6/13 『ぐるりのこと。』
6/20 『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』
6/27 『ネコナデ』
7/11 『崖の上のポニョ』
7/25 『ハプニング』
8/1 『インクレディブル・ハルク』
8/8 『ダークナイト』
8/15 『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』
8/22 『ラストゲーム 最後の早慶戦』
8/29 『ハンコック』
9/5 『イントゥ・ザ・ワイルド』
9/12 『チェブラーシカ』
9/19 『アキレスと亀』
9/26 『トウキョウソナタ』
10/3 『まぼろしの邪馬台国』
10/10 『僕らのミライへ逆回転』
10/17 『イーグル・アイ』
10/24 『ホームレス中学生』
10/31 『レッドクリフ』
11/7 『かけひきは、恋のはじまり』
11/14 『ハッピーフライト』
11/21 『ブラインドネス』
11/28 『WALL・E ウォーリー』
12/05 『ブロークン・イングリッシュ』
12/12 『ワールド・オブ・ライズ』
12/19 『地球が静止する日』
12/26 <正月映画特集>
『アンダーカヴァー』『エグザイル 絆』『英国王給仕人に乾杯!』
『その土曜日、7時58分』『PARIS(パリ)』『ノン子36歳(家事手伝い)』

2009年
1/9 『チェ 28歳の革命』『チェ 39歳別れの手紙』
1/16 『007/慰めの報酬』
1/23 『ロルナの祈り』
1/30 『20世紀少年 第2章 最後の希望』
2/6 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
2/13 『少年メリケンサック』
2/20 『チェンジリング』
2/27 『悲夢』
3/6 『PLASTIC CITY』
3/13 『ワルキューレ』
3/20 <GW映画特集>
『グラン・トリノ』『MILK』『バーン・アフター・リーディング』
3/27 『フロスト×ニクソン』

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