シネクラブ090418

「ムレは、まるでブレヒトによって翻訳されたクールトリーヌ(注)のようだ」
ジャン=リュック・ゴダール

「疑いなく、ブニュエルとタチの両者を継承する唯一の存在がリュック・ムレである」
ジャン=マリー・ストローブ

(ジョルジュ・)クールトリーヌ…「陽気な騎兵隊」などで有名な小説家・戯曲家

une_aventure_de_billy_le_kid
今週末は、シネクラブです。
サンケイ新聞でも記事にしていただきましたが、当シネクラブ、50回記念!
今回は、ジャン=ピエール・レオー主演、ジャン・ユスターシュ編集、リュック・ムレ監督による『ビリー・ザ・キッドの冒険』を上映します。

ジャン=ピエール・レオー主演のウェスタンですよ!
それだけで、もう胸がときめくじゃないですか!!
しかも、オフビートなコメディであり、不条理劇のような雰囲気の絶望的な恋愛映画でもあります。

リュック・ムレは、日本ではこれまでほとんど紹介されてこなかった監督さんですが、ヌーヴェル・ヴァーグ最初期からのメンバーの一人であり、「カイエ・デュ・シネマ」誌に長く寄稿していた著名な映画批評家でもあります。

メチャクチャ面白いです!
とりわけ、初期のゴダールや黒沢清、ジャック・リヴェットなんかが好きな方は絶対必見でしょう。
チープで、キッチュで、格好良くて、若々しくて、苦々しくて、映画的な瞬間が満ちあふれています。
レオーの西部劇ってだけで、十分価値がありますし。

今回、残念ながら字幕が付かないのですけど、正直、まったく関係ありません。
断言しましょう。
関係ないです!
と言うのは、ほとんどサイレントのように撮られている作品なので、セリフが極端に少ない上、上映時間も短く、物語もきわめてシンプルだからです。
もちろん、いつものように日本語のあらすじをこちらで作成して配布する予定ですが、そんなのなくても十分に楽しめるはずですよ。

また、上映後には、わたしの方でトークを担当させていただきます。
是非、横浜馬車道まで足をお運びください。
どうぞ、よろしくお願いします。

2009年4月18日(土)18時
会場:東京藝術大学・馬車道校舎
『ビリー・ザ・キッドの冒険』Une aventure de Billy le Kid, 1971
 監督:リュック・ムレ、編集:ジャン・ユスターシュ
会員 : 600円
一般 : 1,200円
芸大生:無料
お問い合わせ:横浜日仏学院(045-201-1514)

詳細は、以下のサイトもご確認ください。
http://www.ifjtokyo.or.jp/agenda/evenement.php?evt_id=1355

ところで、今日は冨永昌敬の新作『パンドラの匣』初号試写に行ってきたのですが、3時半からだと思って余裕ぶっこいていたら、実は3時からの上映だったらしく、上映開始ギリギリの到着になってしまいました。
なんとか間に合ったから良かったようなものの、近所で牛すじカレー食べてる場合じゃなかったなあ。
あ、あと、チョロQのおまけ付き缶コーヒーなんかもコンビニで買ってた。
最近のこの手のおまけ、実に豪華ですな。

そうそう。
試写日記、最近書くの忘れてた。
もう何見たか忘れつつありますけど、来週あたり、少し時間ができたらまとめて書くことにしようかと。

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