ヌーヴェル・ヴァーグ前夜

今日の早稲田の授業は、いわゆる「暗黒の木曜日」から第二次世界大戦、ドイツによる占領とヴィシー政権による統治、そして戦後に至る30年近くのフランス映画史を超超駆け足で概説しました。

レジュメ、自分でまとめたものですけど、A4サイズで10枚分。
いろんな資料からの引用を載せたりして、これ作るの、相当時間かかりましたね。
正直、本一冊書けるくらいの分量、あるいは授業一学期分を余裕で乗り切れるくらいの分量があると思うのですが、それだけの内容を一回の授業で終わらせてしまうあたり、我ながら、なかなか豪気で良いのではないかと。

自分が学生だった頃、配られた資料を読み上げるだけの授業とか、かったるくて嫌いだったんですよね。
そんなの、家で読めばいいじゃんって。
なので、自分が教える立場になってからは、作ったレジュメはそれはそれとして、クラスの中では、それを全体的にまとめてどこにポイントがあるかとか、あるいはそこに別の角度からの視点を付け加えるような話をするようにしています。

ただ、これやると、正直、教える側は大変(笑)。
授業の準備に、ものすごく時間取られます。
さすがに毎回は無理だな。

あと、わたし、たまに自分自身でも驚くくらいの早口なので、思っていた以上に授業が進んじゃったりとかもあるし。
今日なんかも、どっかでスイッチが入っちゃったんでしょうね。
『ヒズ・ガール・フライデー』と良い勝負したと思います。
もちろん、こっちは一人で全部喋ったわけですが。

ちなみに、参考上映した映画は、次の通り。

『ヴィシーの眼』
L’Oeil De Vichy, 1993
監督: クロード・シャブロル
『愛慾』
Gueule D’Amour, 1937
監督: ジャン・グレミヨン 
『歴史は女で作られる』
Lola Montes, 1956
監督: マックス・オフュルス 
『ボヴァリー夫人』
Madame Bovary, 1933
監督: ジャン・ルノワール 
『コルドリエ博士の遺言』
Le Testament Du Docteur Cordelier, 1959
監督: ジャン・ルノワール 

シネフィルの子も結構いるので、ちょっとレアめの作品を多く入れてみました。
だって、映画の授業と言えば、お馴染みの無声映画ばっか何度も何度も見せられるのって、つまらないじゃん!

来週は、この続きをもう少しやった後、いよいよヌーヴェル・ヴァーグに突入です。

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