『リミッツ・オブ・コントロール』

the_limits_of_control終映後、これが21世紀に入って人類と映画が到達し得た紛れもない最先端であり、言葉の真の意味でのアヴァンギャルドであり、そのあまりの高みが故に決してヒットはしないであろうし、理解もされないだろうし、それ以上に共感されないだろうし、従来のジャームッシュ・ファンから総スカンを食らわされる可能性も高い、と言うか、映画自らがそれを望んでいるとしか思えないほどの孤高な輝きを放っていて、ラスト近くではわたしはもはや涙を止めることができなかった、というような話を、たまたま試写会場でお会いした中原さん相手に、およそ3時間ほど滔々とスタバで話してきました。
(いや、以上は全てわたし個人の意見であって、中原さんのそれではないですよ。念のため。)

このあと、この作品について原稿一本書いて、テレビで話してくる予定なので、ここではもうこれ以上書きませんけど…。

すごい!
たぶん、誰もが期待していなかったような方法で、とてつもなくすごい!
それだけは書いておきたいと思います。

ジャームッシュ見て映画撮り始めたような人間が、一生かかってもたどり着けない境地がここにはあります。
それを、ジャームッシュが撮っているわけです。
しかも、それはまるっきりジャームッシュの映画のようでさえあるのです。
すごい!

ところで、しばらく前からうすうす気づいてはいたのですが、どうやらわたし、最近S転してます。
あるいは、自分の中でおさえられていた箱がもう一つ開きかかっている状態と言うべきなのか。
まあ、怒りという名の箱であるのは間違いないんですけど(笑)。

今日も、某所を我が物顔にウロウロしていた某会社の中間管理職とおぼしき目つきの悪い若いお兄ちゃんを見ていて、ああ、こういう人がさしたる理由もなく、いきなりわたしに喧嘩売ってきたりしてくれないかなあとか、本気で思ってましたし。

周囲の人間との距離の取り方や部下に対する配慮のなさから、それがロクでもない人間であろうことは容易に見て取れたのですが、それ以上に、これが人間の心を持たない単なるアニマルであったなら、もはや何の後腐れもなく、後悔もなく、心の底から快楽に浸りつつ、徹底的にいじめ抜いてやれるんじゃないかなあって、ふと妄想してみたわけです(笑)。

いや、アニマルならいじめるって訳ではないですよ。
人間の心を持たないアニマルな人間。
あと、実際に暴力ふるったりもしませんね。
分かりにく~い方法で微妙にチクチクいじめたりとかね、褒め殺しとかね、そういう感じで。
いや~、楽しいですね~。
ああ、ダメだ、微笑みが止まらないや。

あ、いやいや、ジャームッシュのは褒め殺しじゃないですって!
これ、誤解されたら困るな。
それじゃないんです。
えっへっへ。
じゃ、どれかは言わんけどな。

ともあれ。
これからしばらく、Sで行こうかと。
オオデラ・S・シンスケをよろしく。
格好いいじゃん。
アンドレ・S・ラバルトみたいで。

あ!
追加ですけど、今し方テレビ見てたら電気グルーブが出ていて、自分たちのマネージャーが浮かれている姿を見ていると理由はないんだけどなんかむかつくって話をしてました。
すっごい共感(笑)。
今日もね、そう言えば、試写会場で昔からの知り合いと会って、この暑いのに背広着て立派な社会人としてにこやかに挨拶したり立ち振る舞っている姿見ていたら、理由はないんだけどなんかむかつきました(笑)。

なんだろう。
ビジネスにハイテンションな、その雰囲気かな?
すまん。
理由はないんだけど、ホントむかついたんだ。

さらに追加!

いま、「フットンダ」というタカトシの番組見てて、ああ、このトシ(坊主)のまるっきり無駄な上手いこと言ってやれ感覚ってのは一体何なのだろう、と言うか、この落語家臭さは一体ナニ、と言うか、この「お笑い漫画道場」センスってどうしたことよ、と、ブラウン管に向かってひたすら毒づいていたら、なんだやっぱりこの番組、(「お笑い漫画道場」と同じ)中京テレビの制作じゃないですか!

理由ないんだけど、いやあ、むかつくなあ(笑)。

bukutv_0907261おっと!

それと、忘れてました!
ネット版の「buku-TV」が新しいバージョンに差し替えられています。
今回は、『3時10分、決断のとき』『ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式』『クリーン』の3本を紹介して、あと、ラストでお相手の若い女性2人を公開ナンパしちゃってます(笑)。

何やってんだ?>自分

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