贅沢微糖なグローバリゼーション

ミッキーがどうとか、そんなことばかり書いていると、すぐにまたわたしはグローバリゼーションに対抗しているとか、そんな風に思われるかもしれませんけど、って、別に思われて何か不都合があるわけでもないですが、いや、やっぱそんな背負った構えはあんま好きではなくて、というのは、普段生きてて、グローバリゼーション、すっごい良いですよ、心地よい。心地よすぎて脳までスイーツにされちゃうぅぅってのはあるでしょうが、いや、でも、相当すごいものであるのは間違いないし、その辺、安易になめちゃ駄目ですね。
たとえば、わたし、ホームページも作ってない九州の小さな酒屋さんから定期的に焼酎を購入しているんですが、もうずいぶんお金使ってて、それなりにお得意様にはなってるつもりです。ところが、先日、注文したものとは違う商品が送られてきて、その旨向こうに電話したら、じゃあ、着払いで送ってくれれば折り返し正しいものをすぐに送ります、という対応をされました。まあ、到着遅くなるとは言え、すぐに飲みたいお酒であったわけでもないので、それで構いませんということで進めてもらったのですが、しかし、あとでハタと思いついて計算してみたところ、この間違いに伴う往復分の送料あわせると、向こうから間違えて送られてきた分の焼酎代金をほぼカバーしまうのですよ。であるならば、じゃあ、間違えて送ったお酒はそのまま手元に置いてください、こちらから正しいものを送りますとやった方が、向こうも損はないし、お客も得した気分でうれしいと思うのですが、どうなんでしょうね?
間違えて送られたというこちらの申告を信用できないということでしょうか?
結構買ってるつもりだけどなあ。
信用してなんぼの客商売でしょ?
それに、実は同じようなこと、以前アメリカのアマゾンでもあって、注文した映画のパッケージの中に間違えてWWEのプロレスDVDが紛れ込んでいたんです(笑)。で、こちらも同じく、すぐに向こうに電話してみたところ、じゃあ、それはそのままお客様が楽しんでください、こちらから直ちに正しい商品をお送りします、という対応をしていただきました。
すっげーじゃん、グローバリゼーション。
すっごいまともな客商売だ。
九州の小さな酒屋さんからは失われてしまった、古き良き商売人の心意気を感じますよ(笑)。
まあ、こういう皮肉な事態って、世の中でしばしばありがちなものであって、たとえば政治のこととか熱く語っていれば、それだけで世界に対して正面から向き合った真摯な人間だって印象抱かれたりするのでしょうけど、よくよく話聞いたりしてみると、それ、要するに、世界について熱く語る自分が好きなだけって場合がほとんどだったりするからな。映画について難しい言葉で分析するオレが好き、とかね。とくに、オヤジ世代。世界とか政治とかアンチ・グローバリズムとか語りながら、その実、他人の言葉とか文脈とか実情とか世界の表情には全く関心がない。熱いオレが好きなだけ。オレのフィールドに入ってこい、そこで語れ、って、そういうタイプですね。まあ、そういう人も世の中にはいた方が良いでしょうから、勝手にやっていてくれればそれで良いですが、すくなくともわたしは好きじゃない。

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