『アバター』

avatar地元の映画館で観てきました。
もちろん3D上映。
あれですね、前売り持ってても、さらに追加料金取られるんですね。
去年の12月から、多少は安くなったみたいですけど。

いやあ、それにしても。
面白かった!
ムッチャクチャ面白いですな、これ。

この方式の3D上映は、すでに『センター・オブ・ジ・アース』で体験済みなんですけど、いやいやいや、あれとはレベルが全く違ってました。
単に3D方式をウリにしたような、映画とは別物のアトラクションなんかではなく、『アバター』の場合、間違いなく「映画」をベースにしつつ、そこから新しい世界への扉を開いていこうという気概と意気込みにあふれていたと思います。

お話もそうなんですよね。
新しい体を手に入れた主人公が、新しい世界で、すべてが新しい体験をする。
そうした彼と感情的に「リンク」しながら、観客も、そして映画そのものも、新しい世界へと赴き、その真ん中で目を開く、と、まあ言ってみれば、そういう構造になっている作品でした。

よく考えられてる。
そして、すっごい野心だ!

これって、ほとんど手塚治虫なんじゃないかと(もちろんジブリもあるでしょうけど)。
いろんな意味で。
なんだか、手塚治虫感のすっごく強い作品だったような気がします。

映画のスクリーン観てると言うより、目の前に置かれたジオラマ観ている気分になってくるのも、そうした印象を持った理由の一つかもしれません。
だから、スクリーン大きいはずなのに、意外とこぢんまり感もあるんですよね。

ただ、目は本当に疲れる。
それと、画面の細部がまったく記憶に残らない。
こうしたタイプの映画作品と向き合うのに、まだ脳が慣れていないだけの話かもしれませんが、普通に映画見ているときとは明らかに違った接し方を要求されますね。
カットが変わるたび、その世界を把握するために脳がフル稼働する必要があるし。
人が歩いてカメラが動くだけで、その状況にこちらも必死について行く必要がある。

面白いくらい、場内静まりかえってましたよ。
普段、こんなことあり得ない。
映画に振り落とされないよう、わたし同様、みなさん必死だったんじゃないかと思いますね。

ああ、でもやっぱ、ジェームズ・キャメロン、見くびっちゃいけないな。
『タイタニック』以来12年ぶりの作品で、前作はあまり好きな映画じゃなかったし、それだけブランクあって、いったいどれだけのことができるのだろうかとやや疑ってましたけど、いやあ、驚きました。
この人はたぶん、全然違った時間感覚の中で生きてるのでしょう。

素晴らしかったです。
面白かった。

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