試写日記100130

昨日、地下鉄の駅で電車を待っていたところ、サンケイ新聞Hさんから電話。
書評掲載日が差し替えで急遽31日に決定したため、今日6時までにゲラをチェックして欲しいとのこと。

その時間までに帰宅することができず、また、お互い移動中でお互い時間がなかったため、じゃ、仕方ないのでお任せで、と考えていたところ、因みにいまどこですか?と。
東銀座から六本木に行くところですけど時間なくて、とお答えすると、なんとHさんも霞ヶ関で電車を待っているらしい。
結局、同じ電車に乗り合わせ、そこでゲラをいただくことができました。

いやあ、これだけ複雑に発達した東京の地下鉄網の中で、なんてタイミングの良い偶然だろうかと驚いていたところ、Hさんはこの手の偶然、結構数多く出くわしているとのこと。
それって、たぶん新聞記者さんの職能なんでしょうね。
驚きました。

今週分の試写日記×7です。

『ニューヨーク, アイラブユー』
オーランド・ブルーム、ナタリー・ポートマン、クリスティーナ・リッチ、シャイア・ラブーフ、ヘイデン・クリステンセン、ロビン・ライト・ペン、ジェームズ・カーン、ジョン・ハート、ジュリー・クリスティ、イーライ・ウォーラック、アンディ・ガルシア、イーサン・ホーク共演。
超豪華キャストですな。
監督の並びは、ちょっとばかりアレですが。
ナタリー・ポートマンは出演作の他に、監督に専念した作品もあって、これは悪くない。
ミーラー・ナーイルの撮った出演作の方より良い。
語りの省略をもうちょっと考えれば、良い作品撮れるかも。
シェカール・カプールのエピソードで、ジョン・ハートのアップが映った瞬間、息をのむ。
アンソニー・ミンゲラ脚本で、ジュリー・クリスティがかつての大女優という役柄で登場する反則技。
シャイア・ラブーフ、野心家なんだろうな。
良くなってきたじゃん。
岩井俊二のエピソードは…、ま、いいか。

『海の沈黙』
ジャン=ピエール・メルヴィル作品。
むかーし、東京日仏学院で英語字幕の16ミリ版を見て以来の再見。
つなぎとか、結構、ギクシャクしてますよね。
ヌーヴェル・ヴァーグのザックリ感とは、また全然違う。
もちろん、とっても面白いですが。
岩波ホールでの公開。
デジタル上映。
ブレッソンの『抵抗』と2本立てみたい。
銀色の豪華なチラシで、ドライヤーの『奇跡』みたいな仕上げですね。

『バレンタインデー』
ジェシカ・アルバ、キャシー・ベイツ、パトリック・デンプシー、ジェイミー・フォックス、ジェニファー・ガーナー、アン・ハサウェイ、アシュトン・カッチャー、クィーン・ラティファ、シャーリー・マクレーン、ジュリア・ロバーツ、エマ・ロバーツ共演。
こちらも、豪華キャストの企画もの映画。
ある種、正月映画みたいなものだな。
監督がゲーリー・マーシャルなので、手堅くまとめてる感じです。
企画の狙い通り、バレンタインデーに見に行くのにピッタリな映画でしょう。
エマ・ロバーツという若い女優さん、まったくもって可愛いものだとすっかり感じ入っていたところ、どうやらエリック・ロバーツの娘さんでジュリア・ロバーツの姪にあたるらしい。
おとうさん、イケメンだもんな。
日本人受けするタイプ。
『バフィー』の子にも少し似てますが、小悪魔感があって、今後売れると見た。

『オーケストラ!』
『イングロリアス・バスターズ』のメラニー・ロランが出てるので、ファンは見るべきでしょう。
彼女のプロモーションフィルムだと言っていいくらい。
ああいうシャープな美人にヴァイオリン弾かれちゃね。
そりゃ、ね。
映画としては、『フル・モンティ』+『愛と悲しみのボレロ』って感じ。
ロシアのアブラモビッチみたいな石油成金が出てくる場面で、そのお母さんが、パリ・サンジェルマン買ってメッシ連れてこよう、みたいな台詞喋って場内爆笑でした。

『NINE』
ダニエル・デイ=ルイス、マリオン・コティヤール、ペネロペ、クルス、ジュディ・デンチ、ファーギー、ケイト・ハドソン、ニコール・キッドマン、ソフィア・ローレン共演。
これまた、超豪華キャストですね。
監督は、『シカゴ』のロブ・マーシャル。
あらためて説明するまでもないでしょうが、フェリーニの『81/2』をミュージカル化した舞台を再び映画にした作品。
ボブ・フォッシーの『オール・ザット・ジャズ』とかもありましたね。
舞台版は素晴らしいと思いますよ。

cassandras_dream『ウディ・アレンの夢と犯罪』
いや、ニューヨーカー気取りでもスノッブな意見でもなんでもなくて、ウディ・アレンの近作は本当にすごいんですって。
ザックリした、かつ正確きわまりないつなぎが素晴らしい。
巨匠ぶりが甚だしいです。
必見!
ユアン・マクレガーとコリン・ファレルが兄弟役で出演。
ユアン・マクレガーは、良い感じでキャリア積み上げてますね。
トム・ウィルキンソンがいつものように素晴らしい。
どっかに書くかもしれないので、この作品についてはこの辺で。

Bakjwi-2009『渇き』
パク・チャヌクの新作。
すっげえ面白いです。
ポン・ジュノといい、パク・チャヌクといい、そっかあ、そうくるかあ、という。
この映画についても、どっかに書くかもしれないのでこの辺で。
見ておくべき作品です。

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