試写日記ほか100226

先日、電車の中でしきりにマタイセンの話をしている男の子たちを見かけて、たぶんサッカーオランダ代表のヨリス・マタイセンのことだったと思うのですけど、あれですね、世代的にマタイセンマタイセン聞かされると、どうしても『幻魔大戦』とか思い出しちゃいますよね。キース・エマーソンのサントラとか、頭の中で鳴り響いたり。やや迷惑かな。
そうそう。サントラといえば、『シャッター・アイランド』のは、例によってロビー・ロバートソンが監修しているみたいなんですけど、ティム・ホジキンソンの曲とか使われていて、ビックリしました。

それと、マタイセンからインパクトある名前で行くと、さいきん、薬局でしばしば試供品をもらえる恵命我神散という漢方薬があるのですけど、これがまた、ケイメイガシンサン。インパクトある名前だと思いません?
ガシンサンですよ。ガシンサン。言うか、普通?
わたし的には、スタン・ガッシンガーとか、そのレベルに達してますね。
言葉の響きがすごい。

マジンガーZともちょっと似てるかも知れませんが、いや、違うな。
ここで頭にマを置くのは、やっぱ日和ってるんですよ。マシンとかマジンにかけてるわけですし。
でも、ケイメイガシンサンとかスタン・ガッシンガーってのは、音がひたすら乾いていて、こちらにつけいる隙を与えない。

なんかね、昔の音効さんが命削って作った怪獣の鳴き声とか、そういう感じかなあ、と。
赤影で登場したカブトムシの怪獣アゴンの鳴き声とか、たしかこんな響きじゃなかったでしたっけ?
ケーメー、ガシンサーンとか。
スターン、ガッシンガーとか。

ともあれ。
先週土曜日の[Lehrstucke 05]に参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
面白いイベントになったと思います。
twitterでtsudaログとってあるので、たぶん近日中に[Lehrstucke]サイトの方にアップされると思います。
次回は、一月とばして4月に開催予定。
内容など決まり次第、また告知することにします。

試写日記

『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』
今度は主人公が成長しちゃっても大丈夫な『ハリー・ポッター』として、クリス・コロンバスが取り組んだ新たなフォーマット。
俗世間に生きるダメな少年が、でも実は選ばれた人間であることにある日気づいて、それでまあ、いろいろあって成長しますよ、って話。
今回も3人組ですね。
因みに、主人公が津波しょってグゥバーって構えてる例のチラシの写真、警視庁の防犯ポスターに使われていまして、この絵柄の上に「万引きはダメ」って書かれてるんですが、いや、万引き程度にこんな圧倒的な力見せつけてちゃ、そっちの方がやばいでしょ?どう考えても。

『17歳の肖像』
あ、こういう映画だったのか。
割としっかり作ってあります。
やや生真面目かな、という印象もありますが。
主人公の少女だけが頭良くて魅力的で、馬鹿なことしちゃうんだけど、でもそれを乗り越えることでもはや最強になっちゃうのよね、あたし、って物語。
シニカルな人って、しばしば、世界に対するロマンは抱かないのに、自分に対するロマンは最後まで捨てないんですよね~。

conte_de_noel『クリスマス・ストーリー』
アルノー・デプレシャンの最新作。
見たの2回目ですが、すっごく複雑な物語なので、最初見たとき以上にあれこれ分かって面白かった。
もちろん大傑作ですよ!
ムッチャクチャ素晴らしい!
必見です。
どっかで何か書くつもりなので、このへんで。

les_regrets『リグレット』
セドリック・カーンの最新作。
これまた、ものすごく面白い。
傑作です!
『チャーリーとパパの飛行機』で、一時はすっかり嫌になった監督さんですが、やっぱ、本来の規模で撮られたこういう作品は本当に素晴らしい。
物語は実に凡庸なのに、全ての場面できらめくようなアイディアの数々と、繊細きわまりない演出の冴えを見せてくれます。
トリュフォーの『隣の女』だよなあ、これ、とか思いながら見てて、上映終わった後資料に目を落としたら、やっぱそうだったみたいですね。
主人公のイヴァン・アタルはゴダールにしか見えないし(笑)。
一言で言えば、ゴダールのバイタリティで撮られたトリュフォーの恋愛心理ものって映画です。
この作品で、ヴァレリア・ブルニ・テデスキの魅力がはじめて分かりました。
必殺の上目遣い!
ビーム出てましたね。
セドリック・カーン的には、『倦怠』のラインに戻って前作の垢を落とした感じじゃないでしょうか。
日本公開の予定がないので、フランス映画祭で絶対見ておかなくちゃいけない作品ですね。

『シャッター・アイランド』
マーティン・スコセッシが、ふたたびレオナルド・ディカプリオと組んだ新作。
普通に良くできたミステリ映画です。
脳科学者は、正直関係ない(笑)。
スコセッシとしては、割とカッチリ仕事した作品って感じでしょうか。
以前は、むしろこういうので足下ふらつくことが多かったですが、そんな印象は微塵もなかったですね。
面白いです。

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