旅行日記100313

100313夜10時に寝て、朝3時に起床。
仕事関係のメールのやりとりをいくつか。
さらに、この日記を書く。

午前7時近くになった頃、トレーニングウェアに着替えて、ジョギングに出発。
テツアンの駅前ロータリーから南下、凱旋門をくぐってシウタデラ公園へと向かうコース。
公園は8時開園と聞いていたので、周辺でも走るかと思っていたら、何故かすでに開いてる。
中に入って、あちこち見て回る。
彫刻、王宮のような建物、マンモス像、動物園、湖、ミュージアムなどなど、いろんなものが配置されていて、とても楽しい。
カタルーニャ官庁も。
写真撮りつつ、グルグル走り回ってるうちに、同じようにジョギングする人たちがちらほら増えてくる。
舗装されているコースもあり、自転車で走る人の姿も。
1時間ほど走ったあたりで、ホテルに戻る。

朝食。
昨夜買ってきたチーズとバケット、生ハムの残り。
支度して、今日はいよいよ聖地巡礼の日。
カンプ・ノウに行きます。

カタルーニャ広場まで歩き、そこからメトロ。
T-10という回数券を購入。
これは、バルセロナ市内のすべての電車、バスなどが10回まで乗れるもので、どこまで乗っても値段は一緒。
しかも、75分以内なら乗り換え扱いになるので、うまく使えばとってもお得。
日本円で800円ちょいくらい。
改札機は結構ルーズな作りで、無人の場所ではキセルする人の姿もたまに見かける。
ただし、見つかると罰金40ユーロなのでご注意。
地下鉄内での喫煙は30ユーロ。
ちなみに、タクシーもすっごく安い。
東京都民として、あまりにうらやましい環境です。

マリア・クリスティナ駅で下車、サンフランシスコのような風景の中、スタジアムまで歩く。
人の姿が次第に増え、カンプ・ノウに着くと、そこはもうサッカーファンでギュウギュウ詰め。
試合がない日にも関わらず、これだけ多くの人が詰めかけているとは正直思ってませんでした。
カンプ・ノウでは、スタジアム内の見学ツアーを行っていて、それ目当ての観光客がたくさん集まっているわけです。

さっそくツアーのチケットを買おうとするが、そこはすでに長蛇の行列。
2つ列があって、最初短い方に並ぼうとするが、どうも様子がおかしいと思い、周りの人に聞いてみると、こちらは試合のチケットを予約する人たちの列であるとのこと。
慌てて、長い列の後ろに並ぶ。
なかなか列が捌けない。
長いこと待って、そこで突然、人が流れ始める。
どうやら窓口のいくつかがお昼休みだったらしい。
スペインだなあ。
17ユーロ。
チケット購入し、ようやくカンプ・ノウの中へ。

いきなり、選手控え室、シャワールーム!
試合前にコーチが選手たち相手に使うのであろう黒板が置かれている。
ピッチを示す図の上に、うっすらといくつかの矢印や文字が消え残っていて、とても生々しい。
さらに、試合前の選手たちの姿が写される選手入場口を通って、カンプ・ノウのピッチへ。
芝生!ベンチ!そして、あまりにも巨大な観客席!
しばし言葉を失う。
さらに、貴賓席やマスメディアの実況ブース、選手たちや監督がインタビューを受けるプレスルームなどなど、カンプ・ノウのすべてを味わうことができました。
これで17ユーロは安すぎですよ。
こんな場所まで惜しげもなく見せてくれるスタジアム、日本じゃ絶対考えられない。
大盤振る舞い。
サービス良いなあ。

さらに、バルサの歴史を飾る様々なグッズが展示されたミュージアム。
リーガやコパ、チャンピオンズなどのトロフィーはもちろん、ストイチコフやクーマン、マラドーナといった名選手たちのサイン入りユニフォームやスパイクなども展示。
ライカールト時代にCLを制した決め手となるゴールをあげたベレッチのスパイクなんかもある。
大きなモニタでは、そうした数々の歴史的場面が再現されていて、思わず改めて見入ってしまう。

そして、ツアーの最後は公式ユニなどが並べられたオフィシャルショップ。
そりゃ、買うでしょ(笑)。
うまく乗せられてるとは思いつつ、これだけ気持ちよくあれこれサービスしてもらえるなら、こちらも財布の紐をゆるめてお返ししなきゃって思うものです。
買いましたよ。
今シーズンの公式ユニ!
あと、エンブレムをかたどったキーホルダーやメダルなどをいくつか。

気がつけば、3時間半はいたかな?
世界中から集まった同じサッカーファンに囲まれて、とてつもなく楽しかったです。
バルセロナの街中とは違って、結構な大男や荒くれ男が多いのですが、見た目の威圧感や強面な雰囲気とは違って、みんなすっごく良い奴ら。
写真撮ってると、邪魔しないよう足を止めたり、脇にどいたり、体が当たると「ごめんね」って声をかけたり。
狭い道で、こちらが道を譲って脇で待っていたりすると、きちんと目を合わせてお礼を言ってきたりしますよ。
両手を合わせて感謝のポーズとか。
たまに、そういう配慮のできない大男に出会うこともありますが、そういう人はたいてい何人か連れで来ていて、その中の一人が苦笑いしながらこちらに微笑みかけ、こんなやつなんだ、ごめんね、って感じで目で謝ってきたりします。

こういうの、どれもこれも、日本じゃまず絶対に遭遇できないものばかり。
公共の場所を譲り合って、気持ちよくシェアして楽しくすごそうって、そういう発想が何故ないんでしょうね、日本だと。
人と人とのコミュニケーションという基本がない!!
でも、それこそが生きていく上で最も大切なんじゃないだろうか。
地下鉄で肩と肩ぶつかって、やくざでもない当たり前のサラリーマンが眉間にしわを寄せて凄んできたりとか、ああ、そういうのはもううんざりだ!

さすがに疲れたので、後ろ髪引かれながらもスタジアムを後にする。
メトロでカタルーニャ広場へ向かい、あまりにも遅めのランチ。
パエリアにしました。

さらに、ホテルで軽く夜食をとるため、裏通りをあちこち歩き回って、よさげな惣菜屋を探す。
土曜日なので多くの店が閉まっているが、小さなデリカテッセンを見つけ、中に入る。
一見怖そうな店員さんだったが、話しかけるとものすごく愛想良くいろいろ説明してくれる。
スペイン風のピラフみたいなやつと、インゲンとベーコンのサラダ、チキンとポテトの付け合わせを購入。
それぞれ、日本でも良くあるプラスチック製のパッケージに入れてくれるのだが、量り売りだと思っていたら、どうやら1パックいくらで買うらしい。
ふたが閉まらなくなるほどギュウギュウ詰めにしてくれる。
すべてあわせて11ユーロ。
あり得ない安さ。
さらに、わざわざ奥まで歩いていって、ケーキ持ってきて、それをおまけで付けてくれる。

ああ、もう、本当にこの街に住みたい。
帰りたくない。

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