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告知100610

la_fille_coupee_en_deuxまず、シネクラブの告知です。

今週末6月12日(土)は、横浜日仏学院シネクラブです。
@東京藝術大学・馬車道校舎。
シャブロル特集第3回として、2007年作品『まっぷたつの少女』La fille coupee en deuxを上映します。

リュディヴィーヌ・サニエ、ブノワ・マジメルといった豪華スターを配したこの作品は、女一人男二人による三角関係を描いたラブロマンスであり、登場人物たちのキャラクターの微細な探究であり、そしてシャブロルとしてはいつものように、危うい均衡が一気に崩れるまでの緊張感を追求したサスペンスでもあります。

華やかで、面白くて、物語的にも深みのあるこの作品が何故日本で公開されていないか全く理解できませんが、ともあれ、スクリーンで味わうことのできる、おそらく日本では初めてのチャンスになります。
英語字幕ですが、詳細な日本語あらすじも作成しておきます。
是非、シャブロルの素晴らしさを堪能していただき、周りのお友達にも広めてください。

上映後は、わたしの方でいつものようにトークを担当させていただきます。
今回もまた、DVDによる参考上映付き。
どうぞ、よろしくお願いします。

詳細は、以下のサイトもチェックしてください。
http://www.institut.jp/ja/evenements/9786

20010年06月12日(土) 18時00分-21時00分
会員 : 600円
一般 : 1,200円
芸大生:無料
場所 : 東京藝術大学(横浜・馬車道校舎)大視聴覚室
お問い合わせ
横浜日仏学院(045-201-1514)

『まっぷたつの少女』La fille coupee en deux
(フランス=ドイツ/2007年/115分/DVD/カラー/英語字幕付き)
監督・脚本:クロード・シャブロル
出演:リュディヴィーヌ・サニエ、ブノワ・マジメル
テレビ局のお天気キャスターのガブリエルは、著名な初老の小説家シャルルと不倫の恋に落ちる。一方、彼女に言い寄ってくる大富豪の息子ポールがいて…。

上映後、大寺眞輔による講演あり。

51Zpj8AIIdL._SS500_それと、現在発売中の「キネマ旬報」2010年6月下旬号 No.1559号で、ジョニー・トー監督最新作『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』評を書いています。
妙な書き方をしておりますが(笑)、なかなか楽しいのではないかと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

http://www.kinejun.com/kinema/index.html

あと、次号の「buku」では、『セックス・アンド・ザ・シティ2』について書きました。
面白い文章になってると思います。
こちらの方も、どうぞよろしく。
また、映画館などに並ぶ頃になったら改めて告知するつもりです。

twitter_log_100609

以下、後々あれこれあると困るので、twitterに書いたこちらの言い分をまとめておきます。

初めての人からの仕事のメールが、フリーメールから携帯アドレスに届いてたことに今気付く。うーんとね、それ、迷惑フォルダに放り込まれちゃうので勘弁してください。まあ仕事はいえ、相手学生だからなあ(笑)
12:31 AM Jun 7th TweetDeckから

<某イベント>ゲスト費の件、予算の関係でお渡しすることができなくなってしまいました。いかがでしょうか?…って、いかがでしょうかはないよなあ(笑)。マジで言ってますか?
12:36 AM Jun 7th TweetDeckから

一応言っておくと、私は別にどうしてもお金もらえないとイヤだと言ってるわけではなく、事実、敢えて書きませんがいろんな状況あったりもしますが、しかし、この場合プロとして悪い前例を作っちゃいけないだろうと今のところ考えています。
1:07 AM Jun 7th TweetDeckから

@nishiohiroshi 恩義あったり長い付き合いだったりボランティアでもこの人たち支えようと思う相手ならともかく、こちら学生なのでプロ相手でもタダで仕事してもらって当然ですよね、とか思われちゃうとそれはさすがに困ります。状況説明なしってのも理解できないし。
1:19 AM Jun 7th TweetDeckから nishiohiroshi宛

例の学生から依頼された仕事の件ですが、後からやっぱりギャラ出せないと言われて、一言だけ「それプロに対してどうなの?」と返事したら、条件合わないので結構ですと向こうから断ってきました(笑)。こちらは条件提示したつもりないんですけどね。しばしば、学生ほど酷く官僚的で上から目線。
37分前 TweetDeckから

社会人としてまともな対応できないのには目をつぶっても、なら少なくとも相手と正面から向き合って対話しなよ。「できない」を「する気ない」にすり替えて自らのちっぽけなプライド保とうとするような学生は絶対伸びない。
33分前 TweetDeckから

お金がなくても、志とか誠意とか人間性とかで人は動いてくれるものです。もちろん、いつもいつもだと思われると、それもまた困りますが。誠意見せて相手に拒絶されるのが怖いんだろうけど、それ、実に下らない自意識だから。バカだから。頭悪いから。使えないから。
26分前 TweetDeckから

社会の外側で、そのシステムとは違う原理で何かやりたいと思うなら、その「違う原理」を機能させる動力が必要だってことくらい考えなよ。お金じゃないなら、なにがあるか。相手に何を示すことができるか。何もないなら何もできない。簡単な話。
14分前 TweetDeckから

試写日記100527

ironman2qp『アイアンマン2』ジョン・ファヴロー

もんのすごく面白い!
シリーズものでは典型的な2作目の作りで、要するに、自らの得た力によって内部から崩壊の危機を迎えた主人公が、しかしその力のリソースと対峙することでより高次な段階へと至るって話。
ミッキー・ロークが『レスラー』延長戦のような悪役として登場しますが、彼はまあ、毎回最後の一言を言うためそこにいるようなものであって(笑)。
チャンバラ映画、と言うか、剣豪ものなんですよね。
その意味で、近接戦を主体とするウィップラッシュ=ロークを悪役にしたのは正解でした。
終盤、思いっきりサムライ映画へのオマージュになってるし。
サム・ロックウェルが良い味出してて、スカーレット・ヨハンソンがすごいことになってますけど、でもやっぱ、このシリーズはロバート・ダウニーJrですな。
無敵の剣豪があくまで無敵で、だからこそ素晴らしい、という。
その同語反復を嫌味なくこちらに納得させてくれる役者って、ダウニー以外、そうはいません。
あんまり面白かったので、帰り道、思わずAC/DCのサントラ買っちゃいましたよ。

『セックス・アンド・ザ・シティ2』マイケル・パトリック・キング

男の子たちが馬鹿な男の夢想描いた映画で快哉上げるように、女の子たちが馬鹿な女の夢想描いた映画で快哉上げて、何か問題などあろう筈がありません。
ええ。
ただ、馬鹿な夢想はやっぱ馬鹿な夢想だよなあ、と。
あと、すっごいキャラに寄っかかった作りになっていて、これはたぶんテレビのものなんだろうな。
こっから下、一日でホラー3連チャン見たうちの、これが一本目(笑)。
サラ=ジェシカ・パーカーの語りがいっちゃんホラーでした。

『エルム街の悪夢』サミュエル・ベイヤー

リメイク。
オリジナルの名シーンは全て再現されてます。
ただ、ウェス・クレイヴン演出でないことと、フレディの性格付けが薄められている感じがあって、これはでも、よりストレートなショッカーにしようというプロデューサーの意図だったのかも知れません。
ナンシー役の女の子がすごくかわいい。
それと、男の子がジョイ・ディヴィジョンのTシャツ着てました。

survival-of-the-dead-5『サバイバル・オブ・ザ・デッド』ジョージ・A・ロメロ

これがまた、むっちゃくちゃ面白い!
『アイアンマン2』がチャンバラ映画なら、こちらはもちろん西部劇です。
しかも、ものすごく正統派。
本格派。
クラシック。
小さな島で対立し合っている二つの家族の間に流れ者がやってくるって設定を再利用しながら、それを圧倒的に素晴らしい現代の活劇に仕立て上げてます。
馬に乗った女性のゾンビが走り抜けていく場面とか、忘れがたいイメージが数多くあるし。
ラストなんて、あれ、ベルトルッチの『1900年』みたいなものじゃん!
こういう大きな構えで詩的な雰囲気漂わせた作品撮らせると、ロメロは本当に素晴らしい。
風格あります。
必見!

映画日記100521

the_damned『地獄に堕ちた人々』 The Damned 1961

メッチャクチャ面白い!
衝撃的に面白い!
『緑色の髪の少年』だし『エヴァの匂い』だし『夕なぎ』だし『風景の中の人々』だし『暗殺者のメロディ』だし『パリの灯は遠く』だし、要するにロージーの面白さがいっぱいに詰まってます。
脚本の構成的には、たぶん問題あるし、やや壊れてるとも思うのですが、そんなの関係ないじゃん!
実際に犬がバイクに轢かれそうになるし、人死にかけてるし、崖危なすぎだし、ヘリコプター飛ぶし、ロックンロールだし、SFだし、子供たちが大変な目に遭うし、アナザ・ブリック・イン・ザ・ウォールだし。
いやでも、ロージーの女性演出ってのは、あらためてホントにすごいものだとしみじみ思いましたよ。
エロい!
主人公のカップルがはじめてお互いの名前を伝え合う場面とか、何でまたあんなに官能的なんだろう。
シャーリー・アン・フィールドがあのハスキーな声で、「ジョォォォン」とか言うんですよ。
ちょっと上から覗き込んで。
もう、ロージーさん、エロすぎです。
いわゆる悪女ものの作品より、ジャンル映画のさりげない一場面でこういう演出見せられた方が、より強烈な印象残りますね。
不意打ちされると言うか。
ああ、SFとかのこの手の場面って大抵だれるんだよなあって辺りで、いきなりものすごい映画的な高みを見せられる感じ。
一粒で何度でも美味しい。
いやあ、この作品、マジで再評価されるべきだなあ。
公開しましょうよ!
これ、今こそ見直されるべき映画ですって。
本気で面白いです。
「あの人は世の中嫌いみたいね。良い心がけだと思うわ」って台詞あるんですけど、世の中腐ってることを糾弾するのではなく、そこを出発点に描かれた小さな寓話。
素晴らしいです。
絶対に必見!
って、誰か公開してくれないと見られないですけどね。
だから、これ公開しましょうよ!

東京藝術大学大学院映像研究科卒業制作展(漢字多すぎ)
『海への扉』大橋礼子
『cage』栗本慎介

学生さんの卒業制作なので、直接お話しする機会などあれば、その際に忌憚なき意見(笑)を述べます。
ただ、上映前から試写場にスタッフとしていたのが大橋さんだけで、学生ノリで楽しく仲間内でやりたいのか、それともキチンとした試写としてやるつもりなのか、その辺りがサッパリ分かりませんでした(と言うのは、大橋さんに対する批判ではなくて、彼女はメールもくれたしちゃんとやってると思います)。
こういうとき、たいてい両方の悪いところが合わさっちゃうんだよね。

『ガールフレンド・エクスペリエンス』 The Girlfriend Experience 2009

ソダーバーグらしい一本。
面白いです。
インディーで好き勝手にやってて、とてもスタイリッシュな作品。
『セックスと嘘とビデオテープ』以来のテーマを掘り下げた作品でもある。
個人的には、ただ、同じ主題をもうちょっとハリウッドの形式に近づけて撮った『インフォーマント!』なんかの方に愛着を感じるんですけど。
でも、悪くない。

La Liga Champions 2010

FCバルセロナ、リーガ09-10シーズンで優勝しました!
後ほどまた~